前回はアメ限ですm(*_ _)m
ちゃんと洗って湯船に浸かる。
「何話そうかな、潤くんはさを変える力があるよね」
「え?」
「んー、最終的に変わるのは自分でだけど。 そのきっかけを作るのが潤くん。 潤くんの素直さって俺たちにもすごく響くんだな~」
そうかな?
「嬉しかったな。 菊池も翔も変わって。 みんなそれぞれもがいたり苦しんだりしてるけど潤くんもその時期はあった。 その中でも人を変えてしまうんだな。」
「そう?」
「うん。 翔と付き合って分かったと思うけど。潤くんは幸せ。 好きな人と運命の番になれるなんてね? 潤くんが翔を変えて翔が潤くんを支えた。」
「・・・」
「ヒートはまだ怖かったりする?」
僕は頷くと
「一生消えないかもしれない。 その相手の人が今、運命の番を手に入れたからそこまででは無いのかもだけどね?」
「ずっと怖い。」
パパさんは頷き
「でも、翔は優しいでしょ?」
「うん」
「無理矢理なんてしないでしょ?」
「うん」
「番になれば収まるんだけど。 そこで産まれてしまったらそれも大変。 まぁ、潤くんの場合ヒートでなっちゃうほどだから作りやすい体質なのかも」
「もし、ヒートで作っちゃったら?」
また、赤ちゃんとは対面できない?
「それは例えば菊池の容態が悪化した日にヒートだった。 その後、体調悪かったりする?」
僕は首を横に振った。
「なら、大丈夫だよ。 後ね。 潤くんの精神も影響してる。 まだ恐怖が残ってる潤くんだからゴムをつけなくても産まれない可能性は高いのかも。」
「なるほど・・・」
「もし、妊娠したら番になって? 赤ちゃんは次は産もうか。 翔と潤くんの赤ちゃんを。 自分の夢を諦めるかもしれないし母乳を卒業するまでは学校は無理だよ。 けど、そういう人だっている。 学校を辞めてまで育てる人が。 高校の途中でも。」
そうなんだ。
「仮定の話だからね? 大丈夫。 んー、それを決めるのは本人だけどね?」
「うん」
「ふふっ、潤くん見てると羨ましくてね? 俺は無理やりというか親の決定で結婚したけど菊池を好きになったし。 バレてはいけないじゃん? ずっとやってるのって何処かはいけないと思ってるし辛い。 まぁ、向こうもそんな俺に愛想つかしたんだろう。」
そうだよね。 好きな人と一緒にいれないのは辛いと思う。
「多分潤くんがいなければ俺たち番になれてなかった。 それに、向こうが他の男と付き合ってるのかと思っても何もしなかったと思う。」
そうなの?
「翔に幸せにして貰ってると思ってるでしょ?
実際は潤くんが幸せにしてるからだよ?」
「え?」
「相手を幸せにしたいのは当然。 だけど、人それぞれの楽しみ方や幸せを感じる時が違う。そうでしょう? だから、潤くんが幸せにしてる所を見るとこれがいいのかなとかアイデアが浮かぶんだよ」
「うん」
「ふふっ、可愛い」
「可愛くない」
もぉ。僕は菊池さんみたいになりたいのに。
「素直だからね? そろそろ出る?」
「そうだね」
お風呂から出るとしょおくんと菊池さんはお喋りしていた。
本当に抱いたのかな?
何か理由があるんじゃないかな。
お互いに。
「おかえり、俺達も風呂入ってくる」
僕の耳元で
(またしたくなるな)
そう言ってお風呂に向かった。
もぉ。 しょおくんそればっかり。
「ふふっ、潤くん耳が真っ赤だね」
「しょおくんがいけないもん」
「可愛すぎだよそれは」
パパさんは僕の髪の毛を乾かしてくれた。
「たまにはいいでしょ? 翔とは違う考えた方を持つから考えた方も変わるでしょ? 翔に言いづらいことだって話したでしょ?」
「そうだね」
「菊池も相手が違うと俺に言えない話も言えると思うしな」
全部言えたら楽だけど。
何故か言えない。
でも、例え本人には言えなくてもこうやって言えると楽になるよね。
「ふふっ、そうだといいね」
「あ、帰ってきたな」
「おかえりなさい」
すると何故か2人は苦笑して顔を見合せた。
なんだろ・・・
「その笑顔は家族内だけにした方がいいな、他の人が惚れてしまうから」
「え?」
2人して頷く。
「潤には敵わないな」
「降参です」
へ? もぉ、そんなことないのに。
思わず頬っぺたを膨らます。
「ごめんって、それも可愛いすぎる」
「ふふふっ」
2人とも謝る気なし。
ちっとも面白くない。
もぉいいもん。
せっかくしょおくんと寝ようとしたのに。
背中向けて寝てやる。
「怒らないでよ」
しょおくんは僕の髪の毛を撫で始めた。
「うん」
僕はそんなしょおくんに頷いてしまう。
「寝る?」
「そうだね」
ベットをくっつけて僕は嬉しかった。
隣は菊池さんだし。
僕の背中からしょおくんを感じる。
後ろから抱きしめられるとドキドキする。
いつも以上にね。
「ふふっ、抱きしめて欲しいの?」
「ダメ?」
そう聞くと首を横に振った。
「いい思い出になるかと。 普段はこうして寝ることないですからね。」
だよね。 別部屋だから一緒に寝たことがない。
「潤・・・」
「ちょっと寝るんだからね?」
僕の背中をずっと触ってる。
イヤらしい手つきで。
「ちょっと・・・お尻触らないでください」
「可愛い奴」
そっちもしていたのか。
僕と菊池さんは苦笑して離れて僕はしょおくんの方を向いた。
「潤の顔が見える方がいいな」
「もぉ、しょうがないな」
キスしてあげると嬉しそうな顔になる。
寝息が聞こえてきた。
そっと後ろを見るとパパさんと目が合った。
寝てるのかな菊池さん。
「朝イチ潤を食べたいから早く起きよ」
「ば、バカ//」
知らない。 僕が起きれたらね?
「おやすみなさい」
「おやすみ」
明日は幸せかな。
また海に潜ろうかなと思った。