お久しぶりなお話なのでm(*_ _)m
まぁハッピーエンドかと言われましたら微妙ですけど。 
これ以上書ける気がしないのでm(*_ _)m


SideJ

カズくんと雅紀くんが少し大きくなった。
年長さんだからね。

まだ幼稚園児の2人に認めてもらうなんてね。
難しいしはっきりと分からないまま承認しちゃうかも。

カズくんは僕のこと好きじゃないみたい。
やっぱり本物のお父さんの方がいいもんね。

しょおくんは苦しんでたけど。

智さん、未だにしょおくんが好きで。
未練タラタラ。

でも、だからって無理やりしょおくんに襲っていい訳では無い。

今は会ってはいない。
とは思う。

しょおくんがそう言うから。

夏祭りの日、カズくんに

「パパがいい」

そう言われた。

僕はしょおくんのなんだろう。 
しょおくんはカズくんと雅紀くんを産んだお母さん。

けど、僕は父なのかと言われたらそれは違う。
その家の主では無いし。

僕は僕でいいのかな。

しょおくんの恋人。
それだけでいいのかな。

カズくんが僕に対して怒っているのは分かる。

そんな春と夏を過ごして秋になった。

運動会。

そこで少し距離が縮まったらなって思う。

元々運動系が苦手なカズくん。

少し心配だったけど楽しそうにしてくれた。
距離は縮まらなかったけど。
でも、楽しそうにしてくれたのが嬉しかった。


そんな秋を過ごしても変わらない。

何も変わらなくていいのだろうか。
先生としても見てくれないカズくんとどうしたらいいのか分からなくて心は常に限界を迎えている。

それでもやれてるのはしょおくんのおかげ。

カズくんの為に別れなくちゃって思うけど。
しょおくんと離れたくない思いでいっぱいなんだ。

そして、冬がやってきた。

しょおくんが智さんから連絡があったことを聞いた。
そして、この後ここに来るらしい。

しょおくんはずっと不安そうにしていた。
どうしてあげたらいいのかな?
分からなくてしょおくんに抱きつく。

「ごめん、いつもありがとう」

子供のためって何が正解なのだろう。

智さんが来たらビックリするような発言だった

「カズをウチで預かりたい」

「カズを? なんで?」

「俺の子供だよ? それにカズは俺がいなくて寂しいって言ってた。」

確かに智さんの子供だ。

「カズを預かったとして。 カズの面倒みれる時間があるの?」

「もちろんだ。」

しょおくん。 今まで頑張って育ててきたのに渡しちゃうの?

「考えさせて。 すぐに答えは出せない」

そうだよね。
すぐには出せない。

でも、時間が過ぎれば少しずつ答えが見えてくる。

カズくんと直接話したらパパのそばにいたいって言う。

でも、雅紀くんは?
雅紀くんはずっとカズくんと一緒だった。
離れて平気なのかな?

答えが出たのはお正月の後。

「いいよ。 その代わり雅紀も一緒な? カズと一緒にいたんだから多分寂しがるし」

2人とも智さんの元に。

これでよかったのだろうか。
分からない。

でも、しょおくんは

「子供が幸せならそれでいい。 俺が幸せに出来ないのが1番辛い。 潤まで辛い思いさせるのも辛い。」

「しょおくん・・・」

「潤が大好き。 それはずっと変わらないこと。」 

「うん」

「ずっと一緒だ。」

「うん」

しょおくんとずっと一緒にいる
1から考え直すことも多い
どんな未来かなんて分からないけど。

今はこれでいいんだ。

今は疲れちゃった。

少し眠らせて?
僕を沢山愛してから。