SideJ

今年最大の月Pink Moon。
11時35分が満月らしい。

「しょおくーん」

「ふふっ、どうしました?」

「Pink Moonって素敵だよね~」

「そうだな、そんな潤に問題です」

問題?
なんだろう。

「簡単?」

「さぁー? それは潤が知っていれば分かる問題というか英語が分かればの問題かな」

「どんな問題?」

「先月のスーパームーンは英語でWorm Moonでした。 日本語に訳すと?」

え? なんだろう。

「分かんない。」

「ヒントは蝶々かな」

蝶々? 英語ではButterflyだよね?
んー、幼虫?

「芋虫?」

「正解」

そういえばそうだったね。
今日は見えるチャンスがあるからちゃんと見ないと。

でも、まだ時間があるからソワソワしゃう僕。

だからかしょおくんは僕にクイズを出してくれる。

「潤、勉強には復習だけじゃなくて予習も必要だよね?」

「うん、予習すると助かる時ってあるもん」

なんで急にお勉強の話なのかは分からないけど

「では、問題。 5月のスーパームーンの名前は何でしょうか。」

え? 5月? なんだろう。
緑系かな? 5月は暑くなるイメージだよね。

「全然分かんない」

「ヒントはよくお祝いに贈る束かな」

束? 束になるもの・・・

お祝いに贈るもの・・・

「お花」

「正解、花月、Flower Moon」

Flower Moonって可愛らしいお月様。

「5月にも名前があるんだね」

「そう、1月から12月まであるんだ」

「凄いね?」

植物や動物の名前なのかな?

「1月はWolf Moonで狼月、2月はSnow Moonで雪月という名前だ。」

狼と雪か・・・

いいね。

「今年最大の月なら見やすいよね」

「そうだな、明るさも全然違うらしい」

「地球から1番近いからだっけ?」

「地球と月の距離が1番近くで明るさが30% だと」

楽しみだね。
そんな月を見れるまで。

「そろそろ外を見てようか」

「だね」

輝いている月が見える。
まだ大きくはないけどとても綺麗。

「ふふっ、こうして月を見れてるっていいね」

しょおくんは僕をギュッと抱きしめてきた。

「確かに月は綺麗だ。 だが、俺はその月の光を見ている潤が綺麗だ」

も、もぉ~。
しょおくん、そんなこと。

それこそしょおくんの方が綺麗だもん。

僕はしょおくんにキスをした。
月の光に照らされながらのキスもいいよね。

そこまで近くない距離だけど。
ほんの少しは当たってると思う。

「大きくなってることを期待して風呂入ろうな?寝る準備まできちんとしてからだ。」

「はーい」

優しいしょおくん。
睡眠時間を確保してくれる。
すぐ寝れるようにと準備をしてからと。
ほんの僅かな時間しか違いはないのに。
1秒でも長く寝れるようにしてくれる。

お風呂に入って寝る支度をしてると時間は過ぎていきちょうどいい時間に。

「綺麗~」

「ほんとだな」

さっきよりも明るさが増していた。
今年もこうして一緒に見られたことが嬉しい。
大きさとか明るさとか関係なく一日一日幸せな時間があるのが幸せ。

来月も見られるのかな?
晴れたらいいな。