占の館で撮影することになった。
ここが大きくなることは嬉しいことなのだろうか。
撮影だけのはずが、インタビューされた。
どんな感じになったのか雑誌を買ってみたけどこんな大胆にされるとは・・・
「やっぱり潤は向いてるよ」
「そう?」
「うん、裏表紙になんて凄いじゃん」
「ふふっ、しょおくんが表紙だからちょっと嬉しい」
しょおくんが表紙ならっていう条件付きだもん
それから予約は殺到して・・・
女性客が多い。
もちろん、男性客もいるけど。
1ヶ月待ちなんて当たり前な感じなぐらいだ。
「それにしても嫉妬しちゃうな~」
「え? お客さんに?」
「そうだよ、美人といられちゃこっちは嫉妬するよ」
「ふふっ、僕が好きなのはしょおくんなのに」
どんなに美人だなって思っても女性にはあまり好きにならない。
男性だとしても、今は運命の相手がいるもん。
しょおくんが好きすぎるから離れたくない。
そんな気持ちにさせられるんだよ?
「しょおくん、ごめんね?」
そのお仕事は向いてないのかな・・・
占いは好き。 気分が上がるし。
でも、今回のことでなんとなくモデルも悪くなかなって。
しょおくんと同じお仕事したらどうなるんだろうって。
「いや、俺が悪いな」
困った顔をしていた。
んー、嫉妬されるのは嬉しい。
けど、その嫉妬で喧嘩になるのは嫌だ。
「しょおくん、どうすればいい?」
どうして欲しい?
「潤がその仕事が好きなのは分かる、けど1対1だと狙わらる可能性だってあるんだ」
そうかな?
ちょっと変な目で見てくる人はいるけど襲ってくる人はいないよ。
「潤、今ある予約が終わったら考え直そうか」
「うん」
約半年まで予約が埋まっている。
その後どうするのかきちんと考える。
それまでは僕のお仕事はきちんとこなす。
でも、こうしてお仕事もプライベートも楽しいのはしょおくんのおかげ。
僕のプライベートはつまらなかった。
何のために生きてるんだろうと思った時期もあった。
でも、運命の相手がいると出た時は嬉しかった。
僕にそんなお相手がいるなんて。
想像した時よりも凄くカッコよくて凄く好きになった。
だから、頑張る。
沢山の人を占って。
信じさせてあげて。