SideS

潤が病院に運ばれたと聞いて正直怖かった。
けど、傍にいてあげたくて俺が事故で病院に運ばれた時も怖かったけど、智くんがいてくれた

だから、誰かが傍にいるのは大切。

潤が病院に運ばれてたから3日。

そろそろ目覚めて欲しい。

ニノも時間がある限りは来てくれる。

潤の両親も来てくれて自分の時間も出来るようになった。

どうしたらいいのかは俺には分からない。
傍にいることそれしかできない。

俺、ピアノやヴァイオリン以外でこんなに本気になったのはあっただろうか。

まるで、真緒さんの時のように。

否、それ以上に本気な気がする。

そっか・・・

潤が好きなんだ。

好きだから心配で生きてて欲しくなかなか目覚めなくて泣きたくなる気持ち。

潤の笑顔がいつも俺を嬉しくさせて何でも答えたくて潤がいないと寂しい日々だった。

俺、男に恋することが出来た。
もうこれは恋だと断言できるような恋が出来た。

「潤・・・」

目を覚まして? それで言わせて?
ちゃんと伝えたい、後悔したくない。

「しょ・・・お・・・くん?」

「潤!?」

もうすぐで5日経とうとしてた時に目覚めた。

「うん、しょおくんだね?」

「そうだよ、ここどこか分かる?」

「病院みたいだね・・・」

「今、痛かったりする?」

そう聞けば首を横に振って

「大丈夫、ありがと、智さんもね?」

潤の笑顔が見れて良かった。

「何日眠っていたか分かりますか?」

「え? 何日って日付変わってるの?」

潤は感覚的には日付変わってないと思ってるのだろう。

「4日と22時間です」

「え? そんなに?」

「そうですよ、心配しました」

智くんもホッとしてるみたいだ。

「ごめんなさい」

ほんとにホッとした。
検査に以上がなかった為、明日は退院となった。

「潤、まだいるから」

「ふふっ、帰ってもいいんだよ?」

「心配だし」

そう言えば潤はクスッと笑って

「大丈夫だよ、だって、明日来てくれるでしょ?」

それはそうだけど・・・

「ふふっ、しょおくん予定ないの?」

「ないよ」

「んー、じゃあいいよ」

「ありがとう」

これからどうなるんだろうな。
分からないけど今、目覚めてくれて傍にいるだけでいい。

もう少し潤との時間を深くしたい。

そして、俺のモノにする。

潤といてとても幸せだと感じる日々に戻るように。