SideJ

僕は男の人にドキドキしちゃうの。
特にカッコイイ人になればなるほど。
キューっと締め付けられる思い・・・
苦しくて誰にも言えないんだけどね?
でも、どうしてもその人を見るとドキドキしちゃうし顔が真っ赤になっちゃう時あるし身体が求めちゃったり。

そこまでになる恋は僕は初めてなんだ。
その相手? ふふっ、それは僕の担任の先生。
櫻井先生って言うんだけど、カッコよくて優しくてドキドキして・・・
見つめられちゃうだけで心の中ではキャーってなっちゃう。

乙女だとは思うけど止められなくて3年間同じクラスになれたのは幸せものだよねと思いながら過ごしてきたけど今年になってからは先生を思い出すと僕の身体が熱くなっちゃって、先生の声だけでヤっちゃって・・・
受験生なのにとは思うけどどんなにダメだと思っても無理なんだ。

でね、たまに出る宿題とかテストの解答用紙の裏に書くんだ。
先生の授業が好きって。
それを日本語でだと他の人に見られちゃ恥ずかしいから英語で書くんだ。
それとテストの時はテストの感想。
宿題の時は日常を。

先生はそんな僕に毎回返してくれるんだ。
だからそれが嬉しくて毎日学校に行くのが楽しみになった。

ある日、先生に急に放課後最後まで残ってて欲しいと言われた。

掃除が終わり、部活の人が校庭や体育館にはいるが僕のクラスの教室には人がいなくなった。

「わざわざ英語で書いてくれるとはね? 嬉しいけど大変じゃない?」

え? まぁ、テスト用紙の裏には感想はみんな何かしら書くから日本語の人が多いから。

「えっと・・・恥ずかしいから・・・です」

すると先生は

「あ~、なるほどね? ふふっ、分からなくはないかもな」

「え?」

「なんかね、松本くんって可愛いけど、それは見た目だけじゃなくて文面でも伝わってくるんだよね~」

え? 僕のことが可愛い? 見た目が可愛いのはよく言われるけど文面が可愛いって何?

「ふふっ、可愛い」

先生は僕の髪の毛を撫でて

「気をつけて?」

え? 意味が分かんなかったけど先生は教室出ちゃったし。

でも、冬だから暗くなるのが早くてだからなのかなって思った。

それから冬休みの前に僕は迷ったけど書いちゃった。 フラれる可能性は大だしその言葉を無かったように接してくるかもしれないけどもうすぐ冬休みだから1回スッキリ出来そうだと思って 小さくだけど・・・

I'm falling for you

僕は貴方に恋してます。
そして、その返事が来なくてダメなんだなって思ってたら冬休み前最後の日に放課後呼ばれて
やっぱり怒られちゃうのかな?って思ってたら窓を隠すかのようにカーテンを閉めて

「I only have eyes for you」

君しか見えないって・・・ほんと?

 先生は嬉しそうに僕を抱きしめた。
それは・・・期待していいってことだよね?

「ふふっ、可愛すぎ、嬉しかったよ?」

「え?」

「そりゃ、この年齢差とか生徒と教師なんだからって思ってたけどさ考えても考えても傷つけたくない気持ちの方が増えてさ」

「・・・」

「潤の中身は繊細だから俺が断ればきっとずっと傷つくと思うんだ、そりゃ付き合ってバレたらそこでも傷つけてしまう、どっちを選択しても同じかもしれないけど好きな人をそう簡単にこれからも同じように接することが出来るかと考えたら無理なんだ」

先生は無視してたんじゃなくてずっとずっと僕の答えにどうするかを考えてくれてたんだね?

「キスしていい?」

僕は頷いて先生のキスに答えた。
柔らかくて少し熱かった。

「ふふっ、大好きだよ、でも、卒業するまでは我慢出来る?」

僕は頷いた。
卒業したら恋人なんでしょ?

「ありがとう、じゃあ、これからもラブレター楽しみにしてる」

え? ラブレター!?
僕はそんなつもりで書いてたわけじゃなかった

「顔に出やすいな~、だって恋人なんだからその手紙を受け取ればラブレターでしょ?」

当然かのように言った先生。

「なるべくお返事は早めに書いてね?」

そう言えば

「ふふっ、もちろん、でも俺はニヤけそうだから家で返事を書くかもしれない」

ふふっ、その日はとても幸せだった。

冬休み明け、僕達は毎日手紙をやり取りするようになった。 普通にメモ帳に書いたり、余分なプリントに書いてくれたりと。

先生、今日も僕は

I've  been thinking about you

あなたのことをずっと考えています。