GWが終り、夏休み直前・・・
ママが退院出来た。
夏休みは実家に帰って家族と過した。
結局アメリカの旅はほとんどしょおさんに払ってもらった。 正式に言えば社長さんからなんだって。 だから僕はお土産だけ自分のお金で買った。
コンサートは少しずつ改善されてきてるからか人も多くはなってきた。
ただ、まだ改善点はあるからまだまだだと思う。 それにしてもしょおさんのラップは上手いと思うけどな・・・。
秋になると行事が多くてまともにバイトが出来ない日々で少し困ってる。
やっぱり借りてるなんて僕が嫌だからしっかりと返したいと思う。
冬になればまた実家に帰ってお正月を過した。
高校の後の進路を聞かれた。
そんなの僕には決められなくて困ってるけど自分で決めなくちゃいけない。
僕の学力で大学は行けるかもだけど、そんないい大学は行けないし、お金かかるし。
そうなると専門の方が安いかもだけどお金はかかるから無理でしょ?
就職なんて高卒じゃいい所入れない。
どうしよう・・・
そんななかなか決まらない中、卒業に近づき少し焦った。
そんな中、しょおさんが1枚の紙を持ってきた何だろうと思って見てみれば契約書だった。
「完全に入れとはまだ言ってない、潤くんさ演出やってみない?」
「え?」
「色々と気づくことができるからそういう方面の学校に行ったらどうかなって」
なるほど・・・
いいけど・・・契約は交わすんだよね?
「2年間、アメリカで学んできて欲しい、お金なら大丈夫だから、その後、契約かわすこと」
2年間か・・・
僕、まともに英語できないのに大丈夫かな?
でも、何も僕には分からない以上は学んできた方がいいのかもしれない。 今からだとどこも入れないから。
「いいよ、でも、英語できないよ?」
そう言えば
「んー、それは俺が教えるよ」
なら、大丈夫かな? 後約2ヶ月でどれぐらい伸びるかなんて分からないけど、やるからにはやるしかないよね。
「ありがとう」
てか、残された道だよね・・・
「それだけじゃなくて実際に踊ってみたりもするんだって」
「そうなんだ・・・」
「たまに誰かしらアメリカに行くから」
「うん」
そんな話が決まって行くまでの期間に英語を今まで以上に頑張ってやっと日常生活が少しできるかなぐらいになった。
しょおさんが教えてくれると自然と入ってくるからスラスラと覚えてることが驚くことが多い。
バイトの時間も減らして学校卒業して本格的に準備し始めた。
荷造りは大変で、今回はちょっとね量が多かったね。
当日は空港まで智さんとマネージャー。
日本離れるのは寂しい・・・
友達、家族と離れるわけだから。
しょおさんはその次の日まで休みらしく泊まっていくと言い出した。
そこまでは大丈夫なんだけどね?
けど、嬉しかった、初日は不安の方が大きいからね。
「今回はまた違う場所だから観光とかも楽しめそうだな」
「ふふっ、そうだね」
「時間もったいないから見に行くか」
「うん」
しょおさんはお土産品を探しているみたい、やっぱり僕よりも慣れてる感がある。
「これでメンバーの分は買えたが・・・」
「ん?」
「マネージャーが1番分からない!」
「ふふふっ」
しょおさん、嘆いてる。
確かにメンバーとは違うから何をあげたらいいのか分からないよね。
「マネージャーのも決まった、社長にあげるものも買えたし」
「ふふっ、良かったね」
今日から暮らすから僕は買い物に出かけて色んなものを買った。 料理は小さい頃から習ってたから普通にできる。
とりあえず普通に焼肉にしちゃった。
なんか、お肉あるしご飯あるし・・・
だけど、日本のものが全部ある訳じゃないからアメリカの料理を知ってるわけじゃないから簡単に出来るものにしちゃった。
「料理できるの?」
「出来るよ?」
「美味そう・・・」
「ふふっ、食べてみて?」
そう言うと美味しそうに
「美味いよ~、いいな、俺、料理できない」
「そうなの?」
知らなかった。 でも、確かに料理する姿を想像すると焦がすようなことばかりしてそう。
「何笑ってるの?」
拗ねながら聞いてきた。
「え? 笑ってた?」
「作れなくて悪かったな」
「ふふっ、しょおさんが作ったら大変なことになりそうって思って」
「まさにその通り」
あれ? 落ち込ませちゃった?
「でも、肉を焼くことや野菜をちぎることぐらいはできるよね?」
「まぁね」
「なら、いいじゃん、全くできない訳じゃないもん」
そう言えば
「ありがとう」
嬉しそうだった。
それからお風呂入ってベットは1つしかないから一緒のベットで寝ることに。
「狭くない?」
「大丈夫」
「ふふっ、良かった」
それにしてもしょおさん温かい。
僕が冷たいのだろうか。
「ふふっ、潤くんは可愛いな」
「そんなことないよ」
「ほんとだよ、そう言えば眼鏡なんだね?」
「最近また視力悪くなっちゃって、普段から眼鏡になったりコンタクトしてるよ」
「この前の旅行の時は平気だったのか?」
しょおさんがお勉強すると言ってた日らへんの話ね?
「たまに眼鏡してたよ」
「そうなの?」
「さすがにミュージカルの時は見えなくて、普段は何となく見えてるし、しょおさんがいるから平気かなって思ったけど、最近は何となくが見えなくなっちゃったからね」
元々視力は悪かったけど更に悪化するとは思わなかった。 しょうがないね、眼鏡しないと今はしょおさんの顔がイマイチ見えないから。
「そっか、気づかなくてごめん」
そんなふうに謝らないでよ・・・
そんなたいしたことにないし、言わなかった僕が悪いし。
「大丈夫だよ、そんな気遣われても困るから言わなかったんだよ?」
「そういうことか・・・」
「うん。寝よう?」
僕は眼鏡を外してしょおくんと反対側に寝るようにした。
「分かった、おやすみ」
「おやすみなさい、しょおさん」
同じベットに2人でなんてないからドキドキする・・・しょおさんは慣れてるのかな?
僕よりも早く眠ちゃってるし。
でも、やっぱりイビキを聞くと僕も眠たくなる。
いつの間にか寝ていた僕は朝起きれば抱きしめれていた。 僕、寝返りしちゃったみたい。
僕、抱き枕じゃないんだけど・・・
でも、嫌とかじゃないし、温かいし朝がまだ早いからか時差ボケで眠いのか僕はまた眠り始めた。