2年になり、今日はライブを見に行くことになってる。 僕の席はと・・・キョロキョロと探してると知らない男性に腕を引っ張られた。

「ごめんなさい、大丈夫?」

「えっと・・・?」

「私、stormのマネージャしてます、山風です松本さんの席はここです」

「ありがとうございます」

確かに見やすい場所だ。
席が空いてる席が1列2列ぐらい続いてた。

音は・・・なんかちょっと。
いや、メンバーの声が聞こえるけど少し小さい? マイクの音量を上げた方がいいかと。

それと・・・音響が悪いのかな?
なんか、ズレてる感が感じる。
それ以外はまぁ楽しめてるかな。

でも・・・もっとファンの近くまで来れないのかな? あまりにも遠い気がする。

上の方って言われても声は聞こえるけどモニターが少ないから見づらい角度の人には見えないと思うんだよね。

これがstormの現状・・・
櫻井さんが冷たい瞳をしてたのは現実を見たら分かるからってこと?

きっと、分かってるんだ、感じてるんだね、だけどそれをどうすることも出来ないから常に話し合おうとしてるのかな?

最終日だから次のコンサートまで時間がある。
直せるところは直す必要があると思う。

隣のマネージャーさんが

「何か気づくことでもありましたか?」

「テレビでは凄いなって思ってました、せっかくアリーナなのに思ったよりも違うなって」

「これがstormの現実です、まだまだ課題点があります、松本さんが気づける人で良かったです、多分社長さんは気づくと思ったからコンサートに行かせたのでしょう」

そうなの?
でも、僕は思ったことは沢山あるけど、盛り上がりが少ないのもあるけど、やっぱり音の違い?

その為に課題点が色々とある。
僕が思ったことを言うだけでそれ以上のことは出来ない。 

「では、メンバーの楽屋へ行きましょう、今は
少し忙しいかもですがきっと喜ぶことでしょう」

「分かりました」

楽屋に行かせてもらえばいたのは櫻井さんだった。 

「あ、3人なら今、シャワー浴びてるよ」

「大丈夫です、忙しいことは聞きましたから」

「マネージャー、あした休みだよね?」

急に櫻井さんがマネージャーさんに休みかを聞いてる。

「ええ、オフです」

「やった、潤くん、明日空いてる?」

「学校終わればバイトで、遅くなるので難しいかと」

「そっか・・・」

残念そうな顔をしている。
僕もせっかくのお誘いを断る感じになってしまった・・・
申し訳なさと僕も空いてたら櫻井さんと何を話すのか気になっていた。

「ごめんなさい、基本バイトの毎日でほとんど夜遅くまであります」

「休日は?」

「基本はバイトです」

そう言えばビックリしていて

「もう少し休み取った方がいいよ、身体大切にしなきゃ」

「楽しいから大丈夫です、時給も高いので助かりますし」

そう言えば少し考えて

「何か事情があるならしょうがないかもだけど、1番は元気でいることだと思うよ? お母さんたちに心配されたらどうするの?」

こんなに、入れてちゃ心配するのか。

「・・・」

でも・・・ママ、冬休みに体調崩しちゃって入院中だし。 

「1日休んで、行きたい場所に出掛けたりしてみたら?」

「え?」

「楽しい、でも、どこにも出掛けられないんてそれに離れてるからこそこまめに連絡したり会いに行ったりするんじゃないの?」

櫻井さんがそう言うとマネージャーさんは

「松本さん、私たちの仲間になりませんか?」

「え?」

すると3人が出てきて

「どういうこと?」

相葉さんも分からないみたい。
3人とも席に着いたら

「社長はstormを大きくしたいのが今思ってることです、そこに松本さんが入ればもっと大きくなると思います」

ぼ、僕が?
メンバーに?
無理でしょ・・・、だって、僕踊れないし、歌も下手なのに?

「んふふ、それはいいね」

「俺も、賛成だけど、潤くんが嫌なら無理にはしないよ?」

「そうだね、潤ちゃんの気持ちが大切だよね」

「でも、今すぐの話なの?」

「今すぐとは言いません、じっくりと考えて頂いても構いません、ずっと待ってますから」

本当に待ってるのかな?
なんか凄い僕に期待されてる感があるのは気のせいだろうか。

「待ってなくていいですよ、入るつもりないですから」

てか、入ったらファンに迷惑でしょ。
急に新人が入ってダンスや歌も出来ない人に入られたっていい気はしない。

「俺、また送ってくよ、行こ?」

「はい」

そう言えば休んでみようかな・・・

「今日も遅くなっちゃったな、ごめんね?」

「いえいえ、こちらこそここまでありがとうございます」

「もし、少しでも時間あるなら電話してみて?聞きたいことでもいいから」

「分かりました」

僕も電話番号を交換した。

斗真に言ってもいいのだろうか。
まだ決まったわけじゃないし。

「毎回毎回バイトしすぎじゃない?」

「え?」

「たまには遊ばない?」

「んー、そうだね」

「悩んでる顔してる」

え?バレちゃうのか。

「そう?」

「うん、話してみなよ」

斗真に誘われたことを話した。
ライブで見たことも。

「スゲー、この学校からアイドルが出るなんてさ!」

やっぱりそうなのか。
んー、ほんと、どうしよっか。