お泊まりすることが初めてな僕にはいっぱい話せるチャンスだった。  
 
「夕飯何がいい?」

ちょっと遅くなっちゃったけどお腹は空いてきたし。

「んー、出前でもとる?」

「僕が作るよ」
 
そう言えば

「そっか、潤は奥さんみたいだな」

え? 奥さんって・・・。  
僕のこと言ってるよね? なんか恥ずかしい。

「何食べたい?」

「んー、簡単なのでいいよ」

「うん」

僕はスパゲティーを、作ることにした。
ふふっ、ミートなんだけどソースは僕が作るからその都度味が少し変わる。
味見すれば美味しく出来上がったから、完成した。

「うわ、美味そ!」

「食べて?」

「いただきます」

食べ始めると嬉しそうに

「めっちゃ美味い~」

「ふふっ、良かった」

そんなに褒めてくれるなんて思ってもなく恋人に作るのも初めてだった。
なんだ、僕ってカズをちゃんと愛してなかった遠慮もしてた。 僕の家にも誘わなかったし。

てか、しょおさんってちょっと可愛い、モグモグと美味しそうに食べてるのが可愛い。

「ご馳走様」

「ふふっ、片付けるから先にお風呂どうぞ」

そう言うとしょおさんは少し考えて

「手伝うよ、風呂は一緒でもいいじゃん?」

一緒!? 恥ずかしいけど・・・しょおさんは一緒に入りたいのか。

「ありがと」

洗い終われば一緒に風呂に入る。
お互いに洗いあってちょっと擽ったかったけど緊張は解けた。

「そろそろさ、抱いていい?」

「え?」

「潤の傷は少しずつ消えてきている、まだ怖いかもだけど、今日は多分1番吹っ切れてたんじゃないかって思って」

しょおさん、何ヶ月も待ってたの?
ずっと抱かなかっのは僕のためだったの?

「いいよ」

しょおさんが怖いのを消してくれるならいくらでも受け入れるよ。

「ふふっ、良かった、おいで?」

ギュッと抱きつくと嬉しそうに

「俺のだけになる時が来るのかって思えば嬉しい、多少は我慢してたけど、今度は俺が潤の全部に不安をなくすことが大切かなって」

「じゃあ、出よう?」

しょおさんに不安を取り除いて欲しいもん。
髪の毛をかわかして貰うと僕は幸せって思ったしょおさんがいると幸せを感じるようになった
僕は愛されてるって思える、みたらし団子屋さんで会えてよかった・・・会えてなかったらきっと僕はずっとビビってたまんま、例えしょおさんに会えてもビビったままだと思う、外に行けなくなる前に会えた人だからこそ信じられた一つ一つの言葉に嘘がなかった・・・

だから、信じる気持ちを信じてれば進めると思った。 

「ありがと」

「更に可愛くなっちゃって・・・困ったな」

「え?」

「これ以上可愛くなると俺は俺じゃなくなりそうだよ」

その意味は分からないけど、しょおさんはしょおさんだと思う。

「そう?」

するとしょおさんは僕を抱えあげた。

「え?」

「大人しくしてろ」

しょおさん? こんなふうに抱えあげられるのは初めてだし、お姫様抱っこも初めてだった。

「ふふっ、なんか僕、女の子みたい」

「嫌か? 潤は可愛いもんな、俺にとっては潤が姫だよ」

「ふふふっ、ウケる、けど嬉しい」

大人しくしょおさんに身を任せると嬉しそうに笑っていた。

ベットにつけば・・・

「呼び捨てにできない?」

「え?」

「恋人なのに距離感があるからさ」

確かに・・・そうかもしれない。
でも・・・
年上の人を呼び捨てになんかしてもいいのだろうか、恋人だからってそこをねじ曲げることなんか出来ない僕にはどうしても・・・

「呼び捨てできないよ・・・」

「困ったな・・・遠慮しなくてもいいのに」

遠慮なの? 常識的な問題と恥ずかしさだ。

「”しょおくん”じゃだめ?」

そう聞けば一瞬顔が赤くなり・・・・

「いいよ」

1番嬉しそうにしていた。

お互いに服を脱がせば・・・
しょおくんの身体を眺める・・・

「鍛えてるの?」

そう聞けば

「サッカーやってたからかな、今でも運動するよ」

「そうなんだ、サッカー好きなの?」

「好きかな、基本スポーツは好きだからね」

へぇー、しょおくんがスポーツしてる所を見てみたいと思ってると

「潤は真っ白で綺麗だな」

そう言って嬉しそうに僕の身体を撫で始めた。

「ふふっ、そう?」

「だから跡つけたら目立ちそうだな・・・」

「ふふっ、つけたらいならつけていいよ?」

しょおくんのモノだからね。