SideJ

ずーっと変だった。

どうしてドキドキするんだろう。
どうして”ママ”と呼べないのだろう。
そして、どうして”しょおくん”と呼びたくなるのか。 

でも、どうしても僕は”しょおくん”と呼ぶのがしっくり来る。 

でも、言えなくて言えなくて・・・

ずっと我慢してた。

けど、限界が来ちゃった。

”しょおくん”って呼ぶとビックリしていたけど嬉しそうだった。

恋人だったんだね・・・

そう言われるとだんだん思い出してきた。

そして、お揃いのネックレス・・・

これは大切なもの、思い出せて良かった。

さすがに18になれば僕は全部思い出した。

変わったこととすれば前よりも体力があることつまり・・・エッチはしょおくんが先に限界のことが多くなったの。

そして、僕は吸血鬼では無くなり、しょおくんと同じ血筋になったから・・・

まさか、狼になれるなんて思ってなかった。
それは僕が15の時に起きた出来こど。

そして、その時はちょうど満月。
なんか、身体がゾクゾクする感じはあったけどポンっと一瞬で変わったからビックリだった。

それから満月の時は勝手に変わるようになり、少し困った。

今はそんなの関係なく変われるけどね。

ってことで今はお散歩中。

(こうすると月が近く見えるよな)

(だね?)

真夜中にしか出来ないことだから寝不足決定なんだけど特別な景色にやめられない。

(潤と一緒に出来るなんて思ってなかったよ)

(ふふっ、僕もだよ?)

憧れてた・・・真っ白な毛と逞しい姿。

美しくて僕がもっと惚れた理由だった。 
 
(ふふっ、それにしても夜風は気持ちいいよな)

(ふふっ、そうだね、気持ちいいね?)

暫くして戻ったあと僕はしょおくんの身体をペロペロと舐め始めた。

(んっ・・・擽ったい・・・)

(ふふっ、やっぱり綺麗・・・)

(ほんと、潤は好きだな・・・)

「はい、このままお風呂ね?」

僕が洗ってあげるんだ・・・

別に元は人間なんだからシャンプーとか普通だけどね。

んー、ちょうどいい毛の量、気持ちいい、フサフサしてる。

洗い流し終わるとブルブルと水しぶきをかけてきた。

「こら、僕にまでかけないで?」

(ふふっ、はーい)

ペット飼ってるみたいで僕はこうするのが好きなんだよね。

「さて、潤のも洗ってあげるよ」

「うん」

今度は僕に洗ってれる番。
人間だと絶対にエッチになるから変えとこ。

少し怪しい手つきはするけどマシな方だ。

「ふふっ、子供だな・・・」

もう20なんだけど?
ちょっとムカついたから水しぶきをしょおくんの顔にかけた。

「ごめん、でも、その姿は子供ぽい」

「もぉ、大人なんだけど」

「ふふっ、ごめんごめん」

チャプン・・・ チャプン・・・

うん、恋人で良かった。
こうして抱きしめられたり一緒にお風呂に入ったり、一緒に食べたり。

たまに雅紀さんに嫉妬してるしょおくんだけど僕からしたら可愛いだけ。

「しょおくん」

「ん?」

「出たい・・・

「ん、出よっか?」

「立てない・・・抱っこして?」

「ふふふっ、可愛い♡」

ふふふっ、可愛くしとけばエッチに変わるからね?

わざとと言えばわざと。

逆上せそうになったのはたまたまだけど。

ベットにつけば

「エロいな・・・そんなに欲しかった?」

「ふふっ、お楽しみはここからでしょ?」

「可愛いな、愛してるよ」

「僕も愛してるよ」

しょおくんに愛された身体が好き。
しょおくんの身体も中身も全部が好き。
ドキドキしっぱなしだけどしょおくんがいないと生きていけない。

しょおくんは僕の光だから。

僕が生きていけるのはしょおくんが僕の光だから、僕に見える光はしょおくんが見せてくれる

僕はしょおくんの影なんだよ。

存在が目立たないって意味じゃないけど、間違えなく僕は影でこっそりと受け取るの。

しょおくんが生きている限り僕はずっと生きていけるんだ。