SideJ
良かった・・・助けられて、守ることが出来て
「どうして捕まってたの?」
「それに関してはよく覚えてないんだ、帰ろうとして、いつも通りに帰ってたはずなんだけどな・・・」
「そっか・・・」
一瞬のことだったのかな?
「学校は?」
「早退しちゃった、急にしょおくんの情報が入ってきたんだもん」
「どこ情報なの?」
どこって・・・
「分かんない、小さい時に1回会ってたんだけどそれからは1度も会うことは無かったし、電話やメールで知らせてくるから」
「そっか・・・」
「でも、ふふっ、嬉しい」
そう言うとしょおくんも
「俺もだよ、嬉しかった、会えたんだからね」
「うん、僕も」
僕たちは物陰に隠れてキスをした。
「好きだよ、もう少し深くしてもいい?」
「うん」
あ、深い・・・、ん・・・気持ちいい。
ふふっ、僕、少し熱いよ・・・。
「潤くん・・・」
「ん?」
「早く帰りたいよね?」
「帰りたいね」
「ふふっ、じゃあ、瞬間移動してみる?」
「うん」
でも、そんなことできるの?
「俺も初めてなんだよね、読んだことあるんだ、だから試してみようかと」
いいけど・・・
「どうしたらいいの?」
そう聞くと
「まず帰りたい場所を思い浮かべて?」
「その後は?」
「力、分けて欲しいな」
なるほど・・・
「いいよ」
しょおくんは物を浮かせることが出来るんだから人を浮かすことも出来ると考えたのかな?
僕の中にある力をしょおくんに分け与えるようにギュッと抱きつく。
「うん、いい感じ、来てるよ」
なんだろ、多分もっとドーンって音がするような力がないと足りないんじゃないかな?
「早くしないと他の人に見られちゃうよ?」
それはヤバいでしょ。
そう思うと一気に力が溢れてドカーンと爆発音が聞こえたような気がする。
確かにしょおくんの部屋には着いたけど・・・
「痛い・・・」
「大丈夫?」
「動けない・・・」
こんなに動けなくなるもんなの?
「溢れすぎちゃったみたいだな」
しょおくんに身をあずけているとだんだん眠くなってきちゃった。
「ふふっ、おやすみ」
「ん~」
「可愛すぎ、食べたくなっちゃう」
「え!?」
食べる? 僕を食べるってどういうこと?
食べられちゃうの? カバっと起き上がると
「ふふっ、可愛い」
「どういうこと?」
「さっきの?」
「うん」
「食べたい、つまり、したいってこと」
「したい?」
「エッチなことしたいってこと」
な、なるほど・・・そういうことか・・・
って・・・
「~//」
「ふふっ、可愛いな」
「可愛くないもん」
「俺にとったら1番可愛い」
そう言われても・・・
「男なのに?」
「うん、知ってる」
じゃあ・・・なんで?
「ふふっ、可愛いは嫌?」
「嫌ではない・・・」
「そっか、愛しいから可愛いの」
「愛しい?」
愛しい? どんな気持ちなの?
「愛しいって分かんない?」
「うん・・・」
するとしょおくんはギューッとしてきて
「可愛いって気持ちもあるし、恋しいって気持ちもあるけど、俺的には大切にしたいって気持ちの意味で使ってる」
なるほど・・・
なら・・・
「僕も愛しいと思ってるよ?」
そう言えば
「そっか、ありがとう」
凄く嬉しそうな表情で僕を見つめた。