SideJ
放射線科医と放射線技師は仕事が違うことが分かった。 放射線技師は医師免許を持っていない為、治療は出来ない。 けど、綺麗に写るようにレントゲンを撮る事が仕事だから凄いと思う。
放射線科医はそのレントゲンによって原因はどこかを調べて医療行為、手術もする時がある。
でも、五十嵐先生は医師免許も持っていながら放射線技師をやっている。 何のためってそれは小さい時の甘粕先生との約束。
それをずっと守ってきた彼。
好きな人との約束の為。
とっても素敵だよね、でも、甘粕先生は覚えていなかった。
だから、最初は引かれてたよね。
確かに記憶が無いから僕も引いちゃうかもしれない。
ずっと、甘粕先生のサポートを頑張ってた、でも、甘粕先生のお父さん、元院長が倒れた。
甘粕先生のお父さんは鬱病だと診断されていたけど違う病気だった。
手術することになったけど・・・お父さんだもんね、不安になったり怖くなる気持ち分かる。
でも、医者ならしっかりと最後まで終わらせなければならない。
なかなか進まない甘粕先生を見て五十嵐先生は甘粕先生に変わって最後まで手術をした。
放射線技師は医療行為をしてはいけない。
それがルール、つまり、違反したってなる。
でも、彼は医師免許を持ってるから大丈夫と言えば大丈夫なのだろうけど。
それでも、なぜ技師が医療行為をしたのかって話になるからね。
甘粕先生は彼に頼ってしまったと言っていた。
最初は彼のこといいようには見てなかったけど、少しずつ信頼関係出てきたよね。
まだ未熟だったと気づいた甘粕先生。
甘粕先生を助けたかった、お父さんを助けたかった五十嵐先生。
困らせてるといえばそうなのかもしれないけど小さい頃からの約束の為に技師となって、技師として頑張ってるから彼には医師になる意思はない。 だから、どんなに医院長に医師として雇いたいと言われても断ってきた。
そして、今回も。 アメリカの研究に誘われて、彼は技師としていたい、世界一を目指したいため、甘粕総合病院の放射線技師を辞めることに。
それを知ったラジエーションハウスのメンバーは最初は嘘ついてたことに怒っていたけど、でも、最終的に本人の意志を尊重したみたいでお土産で済むことに。
でも、甘粕先生には知らされてなかった。
なんでだろうね。 好きだからこそだろうね。
知らされていない甘粕先生は五十嵐先生が去った次の日、ラジエーションハウスのメンバーから知ることになり、タクシーで成田行きのバスがある所に向かった。
そこで甘粕先生に会って新しい約束をした。
今度はちゃんと覚えてるよね。
彼はずっとずっと突き進んできた。
大事なものは真実。
それを探し当ててきた。 技師としていいレントゲンを撮って、誰よりも素早く違和感に気がついて。
いくら小さい頃からの夢だからと言ってかならず叶う訳では無い。 諦めずに繰り返していけば。 でも、夢の為に費やせばあなたの夢には近づくと思う。
その結果がどうなっても、いい経験にはなると思う。 五十嵐先生なら、放射線技師になる為には色んな病名を知ってた方がいいから医師免許を取った。 上手くいかなくて、諦めてしまったとしても、そこで終わりではない、その経験だけはあなたのものになると思う。
甘粕先生に言ってるよね、甘えてしまったと言っていた。 医師として出来なかった、自分の弱さを認めたきっかけでもあった。 その経験から甘粕先生はきっともっと凄い先生になると思う。
ラジエーションハウスの主題歌のRemenber Me
心に響く曲、そして、このドラマの全体の意味をしっかりと捉えられてる曲だと思う。
ずっと諦めなかった、諦めきれなかった、どんなにしょおくんに嫌われようともジュニアの時はくっついたりしてた。
でも、1度諦めかけた時がある。
それでも、結局好きなのは変わんなくて、少しずつ話せるようになって、自然と話してなれるなって思った頃に、しょおくんから告白された。 だから、諦めない気持ちって大切なんだって思った。
もし、僕が技師で医師免許持ってたら、きっと手助けしちゃうだろうね。
好きな人の為なら何でもしたいって思うもん。
これを見たしょおくんがね
「彼は純粋だよね、でも、俺も、代わっちゃうだろうな~」
って言ってた。
「ほんと?」
そう聞けば
「ふふっ、潤だってそうじゃないかなって思う、そりゃ迷う、自分がずっと隠してたとをみんなにさらけ出す訳だし、信頼関係が無くなるんじゃないかって思う、けど、結局好きな人の為なら何でもしてあげたいし、本能的に変わるだろうって」
やっぱりカッコイイ・・・そして、同じ気持ちが嬉しい。
嬉しくて思いっきり飛びついたらしょおくんを倒しちゃった。
「ふふっ、思いっきり飛びつくなよ、可愛いな」
「だって、嬉しいんだもん」
そう言ってギューッとした。
「ふふっ、俺もだよ」
同じようにギューッとしてきた。
しょおくんの首筋が近くに見えるからその首筋に吸い付いた。
「んっ、いたずらっ子だなぁ」
「嫌?」
そう聞けば
「嫌じゃないし、どんな潤も好きだよ? けど、ベット行こ?」
「うん」
フワッと身体が浮き上がっていつの間にか僕はしょおくんにお姫様抱っこされていた。
ちょっと恥ずかしいけど、ここから見るしょおくんも好きなんだ。
「潤が見るって言い始めて、見てみれば小さい頃の潤に重なって見えたよ、ずっとこうだったよなってね?」
「うん」
「ふふっ、何時からだろうかと思えば初めての時からかもしれないなって」
「うん」
「でも、好きって言われても俺はずっと違う気持ちだって思ってたかなって」
「うん」
「今となってはドキドキが多いし、離れたくもないし、離したくもないし、幸せだなって」
「ふふっ、うん」
「お前さ、俺がさ重症だってこと分かってないだろ」
僕の方が重症な気がするけど。
「ふふっ、そう見ないもんね」
そう言えば
「そうか? 出てると思うけどな」
「そう? でも、嬉しい」
ふふっ、離したくないなんてとっても嬉しい。
「それだけじゃなくて放射線技師と放射線科医の違いと、どんな仕事かとか分かったし、子供たちにも分かったと思うんだ」
「ふふっ、そうだね、子供たちも分かればまだまだ職業って沢山あることが分かるよね、お医者さんで纏めるんじゃなくて、更に細かく見てけば自分にあった仕事があるかもしれないからね」
子供たちの未来にだけじゃなく、一人一人の病気の早期発見にもなる大切なお仕事。
難しいとは思うけど、諦めなければなれると思う。
僕たちも諦めることはなく前に進むことを考えたからこうしてしょおくんともいれる。
「潤、愛してるよ」
「しょおくん、愛してる」
この記憶を忘れずに刻み込んでいく。
どんな記憶も忘れずに。
そして、ずっと諦めずに進んでいく。