SideJ
30になる前にもう1人産まれた。
男の子だった。
5人目か。
7人家族か・・・いいね、もうそろそろリスク高くなるしね。
5人目の子が徐々に大きくなるにつれてみんな大きくなっていき、早くも大翔は卒業を迎えようとしてる。 何となくだけど、大翔少し変わった? でも、具体的にどこが変わったなんて説明できない。
紫桜のやんちゃな所は変わってなくて紫桜らしいなと思いながら見たり、双子も少しずつ自分でできることが増えてきたから大変さは減ったね。
そんなこと思ってるうちに大翔は小学校を卒業しちゃった。
週末だから
「お泊まりしてきていい?」
なんだろ、遠足みたいに楽しそうにしてる。
「うん、いいよ、まーは待ってるしね?」
「ありがとう、いってきまーす」
早っ、元気すぎるでしょ。
「ふふっ、大翔は雅紀といる時間が楽しいのかな?」
「そうらしいよね」
懐いてくれるのは嬉しいし、別にね・・・。
本当は・・・お祝いしてあげようと思ってたけどまーがしてくれそうだしいっか。
「ふふっ、紫は潤に懐くよな・・・」
「ふふっ、確かになんでしょおくんには懐かないんだろうね?」
「冬華は俺に懐くから嬉しい」
「ふふっ、大翔も紫桜も懐くことは懐くけど冬華ほど懐くのはいなかったもんね」
「ふふっ、だな」
嬉しいよね。
「買い物行ってくるね?」
「分かった」
いつも通りに買い物しに行くと・・・
「何かあったのかな?」
あ、つい、言っちゃった。
「潤ちゃん、気をつけな? 今、痴漢が流行ってたり、変な行為求めてる人がいるとかって話なのよ」
「つまり、狙われた子たちが警察の人と話してるってこと?」
「そういうこと、警察がいるから買い物は普通にしても平気だよ」
「ありがとう」
今日は何にしようかなと思ってたら
「っ・・・」
たまたまなのかな?
確かに混んではいるからぶつかっただけかもしれない。
でも、お尻に当たるってことはあるのかな?
そんなふうに思ってるとまた触られた。
振り返ると
「ちょっと来て貰えないか? じゃないと次は子供を襲うからな」
僕の耳元で言ってきた。
気持ち悪い・・・。
子供に手出されるだけは嫌だからついて行くことに。
「何したいの?」
「綺麗だな・・・、分かんないか? 」
「やめて!」
僕の両手を手錠みたいのでつけられて上手く動かない。
「好きってことだよ、潤」
キスだって気持ち悪い。 舌が入ってきても気持ちよくない。
身体はピクっとはするけど熱くはないし。
「ぁっ・・・ヤダ」
どんなに抵抗しても上手く抵抗できない。
誰か・・・助けて・・・僕、やだよ。
いくら子供の為って言われてもやっぱり気持ち悪くて無理だもん。
しょおくん・・・子供の面倒頑張ってるからこっちに来れないよね。
足も拘束されちゃってて、僕は実験台で解剖される気分だよ。
やだよ。 助けて・・・
好きならこんなことしないでよ・・・