家は解決しちゃい、僕たちは特に行きたいとこもなかったからずっとしていた。
「ふふっ、今日も沢山しちゃったな?」
「だね、でも、嬉しい」
「ふふっ、良かった」
それからシャワー浴びてお昼寝した。
贅沢な時間はとっても幸せな時間。
「しょおくん」
「ん?」
「ふふっ、なんでもない」
「そっか」
ほんと、大好きすぎて見つめるだけでもドキドキしちゃう。
夕方になればママが帰ってきたからまたその時間も楽しかった。
「そう言えば今建て直してるのよ、それで、完成するまでに教えなくちゃいけないこと沢山あるんだよね」
「え? 燃え尽きてなかったの?」
「まだ復興できるぐらいだったからね」
「で、何をするの?」
「んー、潤よりも翔くんの方が必要だったりするかな」
「え?」
「潤にも言ったことはないけど、憑依する家系なの、昔から伝わる姫を守るのが翔くんの役目それを翔くんのお母さんは嫌がってたから何も知らないだろうけど、潤と付き合うことはその役目もしてもらうことになるってこと」
「確かに初めて聞いたし、驚いたけど、やるからにはどうしたらいいの?」
僕も関係あるの?
「ごめんね、やるからにはしっかりと修行だよ? 術とか使えるのかとか、体力もそれなりに必要だしね? 潤には何も無ければとは思う。」
「お姉ちゃんは?」
「あの子は憑依体質じゃないの、でも、潤には確率があったから」
「どうして?」
僕、男じゃん。
「それだけは分からないんだよね、そりゃ私と比べちゃ少ないけどね?」
「僕に憑依したらどうするの?」
「その時は預言だね、何か言いたいことがある時とかかなその時に」
なるほど・・・。
「それはみんな知ってるの?」
「家族揃って知ってるけど、分かってないのはいるね」
お姉ちゃんもちゃんとは分かってないから言わなかったのかな?
「で、潤はいつそうなるの?」
「今はまだ平気だと思うけど、大人になればあるかもね」
後、約2年・・・僕はそれまでは憑依しないのか。
「まぁ、翔くんのお母さんは嫌がるとは思うから内緒にしとくのも話しとくのもどちらでもいいけど、そろそろ覚悟はした方がいいかも、必ずしも今すぐ出てこないとは言えないからね」
「いいよ、潤を守る為には必要なんでしょ? それに、俺だって、何一つ傷をつけないで守れるかなんて分かんないしな」
どうしてそんな早く理解できるんだろうか。
「長期期間中で試されるわ、次のステップにどれぐらい行けるかによってどうするかは変わるしね?」
なるほど、相当大変そうなものを聞いちゃったよね。
その後、ママは急なお仕事来ちゃったから行っちゃった。
お部屋に戻ると
「なるほどね、何となくだけど分かったよ」
「え?」
「潤と入れ替わった理由もそこにあったんじゃないかと、それと錯覚を見るようなのも」
錯覚? 確かに僕もたまに見えるけど・・・。
「僕も見るよ、錯覚? 幻聴とかもあるし」
「それはきっとその力があるってことだろ?」
「うん・・・」
「それがある以上俺たちにはやるべきなんじゃないかって」
そっか・・・。
「でも、見えるだけじゃん? 他には特にないでしょ?」
「無いよ?」
「なら、どうして? そう簡単に決められたの?しょおくんのお母さんとはいいの?」
僕は正直、なりたくもない、けど、自然となっちゃうんでしょ?
「じゃあ、潤は俺と別れる気なの?」
「しょうがないじゃん、わざわざそんなのに関わらない方がいいと思うし」
そう言うとしょおくんはギューッとして
「でもさ、それは潤は怖いんでしょ? 関わりたくないのは誰とも関わりたくないと思うのも順が怖いからでしょ? 」
「うん・・・」
「なら、一緒にいよう? 潤がいないと無理だと言ったでしょ? 忘れちゃったの?」
慌てて首を横に振る。
「うん、なら、頑張ろ? 潤が怪我するなんて嫌だしな、狙われることだってあるってことなら尚更」
「うん、ありがと」
「母さんなら大丈夫、多分潤のこと紹介した時に思ったんじゃないかって俺は思うからな」
だから、僕にあまり話さなかったってことなのかな?
「うん、ね、修行って同じものをするわけじゃないから離れちゃうのかな?」
そう聞くと
「んー、この前と違って連絡はできるだろ?」
「そうだね!」
「離れてもずーっと思っててな?」
「うん、忘れないよ? ずーっと思ってるもん」
そう言うとしょおくんは
「真似するなよ〜」
拗ねたように言った。