ふふっ、しょおさんがニュースキャスターすることになったから毎週月曜日の夜はテレビを見るようになった。
僕としょおくんは黙って見てるけど、潤さんはどうやら挨拶から始まるみたい。
ふふっ、しょおさんに知らせてあげよ。
初回は一緒に見たけど、忙しさとかもあって、僕たちは自分のお家で見ることにした。
毎回お勉強になるから凄いなって思いながら見てしょおくんはしょおさんの説明が難しいところをざっくりと簡単に教えてくれる。
ふふっ、しょおくんってこっそりと撮ってるんだね。 次の時かな、僕はお仕事でいなかったけど、しょおくんが撮ってたみたい。
それをまだしょおさんが見せてない。
しょおくんが
「もしかしたらたまたまかもだし」
そう言われてまた行った時に確かにしていたから毎回なんだと思ってちょうど終わった時にしょおくんが送ってた。
それに、たまにぼーっとしてる時があったからしょおくんが
「大丈夫?」
そう聞くと
「あ、内容が入ってこなかった・・・」
ふふっ、見惚れていたみたい。
確かにカッコイイけど、一つ一つ聞き逃さないように集中してる。
「しょおくん、好きっ」
「ふふっ、大好きだよ」
ふふっ、幸せだね?
そんな日も過ぎて現在色んなライブのバックをつかせてもらってる。
正式に言うと先輩達から踊って欲しいって頼まれるんだよね。
なんで? いくらでもいるじゃん、僕達以外にもいるのに・・・。
「また宜しくな?」
そう言われて嬉しいけど、他の子はそう毎回も出てないことを知った僕は何だかその子たちが可哀想に思えた。
「それは、他の先輩達のライブとかテレビでの披露とかで踊ってるからね、俺たちよりも小さい子だって沢山いるしな」
しょおくんにそう言われたから・・・。
それでいいのかと思った。
そして・・・。
初めて海外に行くことになった僕たち・・・。
台湾とか韓国とか初めて・・・。
韓国は実際に僕たちがバックにつくことになった。 緊張したけど楽しかった〜、しょおさん達も楽しそうだったし、それにやる前にギューッとしてくれたもん。
それに・・・いつも以上に練習したもん。
しょおさん達にも確認してもらったし。
それが終わると僕は風邪を引いてしまった。
ふふっ、体と気持ちが追いつかなかったかな?
はしゃぎすぎたのは認めるけど。
「早く治るといいな」
「だね」
ふふっ、そこでエッチしちゃうのも早く治らない原因なんだろうけど無理なものは無理なんだよね・・・熱があるからこそ欲しくなっちゃう。 もちろん、負担にかからないように優しく抱いてくれるしょおくん。
けど、明後日には先輩方のコンサートのバックでしょ? その次は見に行ったり・・・。
デビューの話が出てから忙しいのは気のせいだろうか。
次の日は熱は微熱になったけど・・踊ると熱が上がると困るから確認できない。
そして、しょおさん達がお家に来た。
ふふっ、そんなに心配しなくていいのに、色々と買ってきちゃって。
明日の話をすると・・・
「潤くん、少しは断った方がいいよ、マネージャーとしっかりと相談しないと」
「直接のオファーは嬉しくても限界ってものはあるからね」
そもそも僕に直接オファーしてくるのはどうなのとは思ってた、マネージャーさんがいるのにそっちに言えばいいのに・・・
「んー、潤くん、ちょっと心配だな」
「ね、まだ学生だから学校の生活も大切なのに・・・」
確かにここ最近、行けない日や早退する日が増えてる。
「電話してみるか、全く、潤くんのマネージャーは新人なのか?」
このままじゃ、卒業も危ないよね。
学生ってことを最近、忘れてたかも。
「どうだった?」
「マネージャー不足でもあるからしょうがないけど、今回のは変えてもらうことはできた」
僕がお話しないのがいけないのに・・・。
実はとても怖いマネージャーさん。 すぐ怒るもん。 アドバイスなんてないし、すぐペコペコと謝るし・・・、落ち着きがないもん。
何より鋭い目線と、目立つ身だしなみ・・・。
「ごめんなさい・・・」
僕は結局迷惑掛けちゃった。
もっと早く言ってれば・・・変わってただろうに。
「なんで? 何も悪くないじゃん」
「んー、俺は分かるかも、迷惑だとは思ってないよ? それなら面倒なんて最初から見ないよ、それに・・・」
それに?
「今、人気になってるからってJrだから舐めてるのかもな・・・。 潤くんには面倒見のいいマネージャーが似合うよ」
そんな人いるの?
「ふふっ、厳しくても礼を言うと少し照れる人なんかは面倒見のいい人、もちろん、優しくていつも心配そうにしてくる人も」
そっか。 僕、怖くなくなる?
「とりあえず明日は休もうな? 治す方が大切、またぶり返しちゃったら潤くんが辛くなるよ?」
そう言われて・・・頷くしかなかった。
「しょおくん、借りていい?」
借りるって・・・ふふっ、何かお話があるのかな?
「うん」
そう言うとしょおくんを引っ張ってリビングに行ってた。
「学生卒業してれば、こんなに入れられるのはしょうがないかもだけど、まだ卒業してないからな、普通は学業優先なはず、新人は覚えてないのか教えてくれなかったのかだよな」
しょおさんの手帳を見るとずっしりと予定が入ってあった。
「俺は先まで知りたいからメモっとくんだ」
「ふふっ、凄いね?」
自分でも管理してるんだね?
「大丈夫かな・・・」
「長いな・・・・」
そんなにお話は長いの?
「潤くんもリビング行く?」
「うん」
ベットから起き上がって・・・降りて・・・。
僕は・・・、しょおくんが泣いてることに気がついた。
「しょおくん」
何があったの?
「潤、怒りすぎ」
「ごめん・・・」
怒ってたの? 珍しくしょおくんが泣いてるからビックリだけどなぜ怒った?
僕の話で怒るのはやめてほしかった。
「ふふっ、しょうがないな、潤は何で気が付かなかったのか、だから、二人きりで聞いてたんだろ?」
「うん・・・」
「怒ることは無かったんじゃない?」
僕は・・・しょおくんをギューッとした。
「ごめん」
「ふふっ、なんで? しょおくんがいたから大丈夫だもん」
「え?」
「それに、最近変わったばかりでもあるから何かあったのかも」
ふふっ、だって、まだあのマネージャーさんとは3回しか会ってないもん。
それに、しょおくんがいなくてもちゃんとしょおくんを思ってたから。
「だから、謝れたって困る」
そう言ってキスした。
これで解決かな。