それから、約1週間半がたった。
ここ最近抱くときは最後に好きって言ってくれるようになった。

相変わらずの記憶だけど、雅紀さんのお店に行けば終始楽しそうだったけど・・・。
智さんと話してるしょおくんは楽しそうだけどどこか苦しそうにも見えた。
智さんは片方の手は完全に使えなくて義手を使うか迷い中らしい。

それこそ早くしないと大変なことになるけど、
そこはニノや雅紀さんが説得するだろうから何も言わなかった。

「ねー、智さんと話してる時少し苦しかったの?」

そう聞くと


「確かに、痛くなるような気がして、本当はキツかった・・・って、おかしいな」

「ギューッとするから大丈夫だよ?」

「ふふっ、ありがとう」

暫くしてるとしょおくんは
 
「あのさ・・・最近さ、夢だとは思ってたんだけどさ、やっぱり現実なのかって思う時があるんだよな・・・」

「何が?」

そう言うとしょおくんは申し訳なさそうな顔をしていた。

「ここ最近、俺が潤を抱いてる夢だと思ってたんだ」

「うん・・・」

「でも、一瞬潤に沢山の跡がついてたから誰としてたんだろうと思うと凄くムカついたけど、ふと、今日起きたらさ・・・俺だなと思い始めたよ」

ふーん、ムカつたんだ。
ふふっ、しょおくんがしたのにね?
それでムカついてたからやったの?

「ふふっ、いいけどね? 慣れたから」

「ほんと、ごめん・・・」

「もぉ、謝らないで?」

そして、早くちょうだい?と言えば

「いいよ」

いつものしょおくんに戻ってきた。 
完全に戻った訳でもないけど・・・、嬉しかった。 これでやっと満足かな?
そりゃ、楽しかったけど、まだまだ序盤だしね?

「しょおくん好き」

そう言うとピクっと反応してしょおくんは今まで以上に優しく撫でながら

「潤、好きだよ」

それからは少し激しいかもしれないけど愛しそうに抱くしょおくんだった、痛い?って聞いてきたり、何度も好きって言ってくれたり、嬉しかった。

「ふふっ、ありがと」

「そう言えば俺の家も思い出した、潤の近くだったな」

「へぇ〜」

「シャワーしたらみーちゃんのお相手にならないとな」

みーちゃん。 最近、僕のこと嫌ってるみたい、なんで?

シャワーで流して戻るとみーちゃんの相手をするしょおくん。 みーちゃん、嬉しそうに鳴く。
もぉ、僕のしょおくんを取られてるみたい。
寂しいから後ろからギューッとした。

「後ろに大きな猫がいるな・・・、そんなに俺に甘えたい?」

「みーちゃん、僕のこと嫌いでしょ?」

「そんなことは無いよ、だったら最初の時に懐くはずないじゃん」

「んー、うん」

大好きなしょおくん。
例えみーちゃんが好きでも負けないもん。
 
「ふふっ、甘えん坊、そんなにみーちゃんよりもお世話されたいの?」

お世話? 例えば? 何してくれるの?
でも・・・

「そんなことしたらしょおくん、疲れちゃうよみーちゃんのお世話もあるのに」

そう言うと

「バカだな〜、潤のお世話は大変だなんて思わないよ、それに沢山お世話になったし」

「ふふっ、じゃあ、その分頑張ってね?」

「分かった、みーちゃんを潤のそばにいさせるようにしてあげる」

相変わらずみーちゃんは僕のことを威嚇してくるけど・・・。 抱き締めれば少し嬉しそうになる。 これは・・・どういうことなのかな?

「ふふっ、擽ったい」
 
 「ね? 懐かないはずが無い、ご主人様だからな」

「え?」

「俺にプレゼントしたのは潤だろ?」

ふふっ、まぁ癒しになればいいなって思ってね