消されてた(・・;)
「上がったからお風呂入ってきて」
「うん」
大丈夫だよね?
ーーー
潤に言われてシャワーを浴び始めた。
なんでなんだろう、自分が自分じゃない時もある。
潤といると安心感がある、1人よりもずっと。
誰よりも安心して、誰よりも優しい。
俺、甘えてるよな、潤に。
思い出したい・・・、全部を。
俺は何者なのかも、その他も。
まずなにから思い出せるのかな?
料理だろうか・・・、今日食べたのは蕎麦だった、これはよく食べていたような気がした。
病院はめっちゃ怖かった・・・看護師と医者が来ただけなのにな・・・。
何でだ? 俺、めっちゃ臆病なのだろうか。
そんな性格なのだろうか?
違う気がする。
そんな俺でも潤は優しい。
優しくしてくれて大切にしてくれる。
なんで? 俺は・・・不安だからいるようなもんなのに。不安を取り除いてくれるだけなのに。
俺じゃない俺ってなんか怖い。
潤が風呂から出てきた時からだろうか。
一瞬だけときが止まったかのような気がした。
下半身が変な気がする。
浴槽から出るとジンジンと膨れ上がっていた。
それを溶かすような感じに俺は触っていた。
やり方なんて知らない、こうすればいいのかなんて分からない、けど、俺の手が覚えていたみたい。
終わると俺の手に果てた。
風呂から出たら潤は俺の髪の毛を乾かしてくれた。 潤の手は温かい・・・気持ちいい。
そして、ベットに横になると潤が俺のことをじっと見つめてきた。 黒くて綺麗な瞳・・・くるんとしていて長い睫毛で美しくさせてるように見える。 白い肌に合う赤くて魅力的な唇。
これは俺の本能だろうか・・・。
潤を抱きたい・・・、滅茶苦茶にしたい。
潤の切なげな声を聞きたい。 今、切なそうな表情をする潤。 俺は・・・潤だけ。
潤に触れたい・・・他の人に触れさせたくない・・・、俺だけのモノにしたい。
そんな束縛が出てくる。
溢れ出す嫉妬心・・・、何に? 自分に?
「潤・・・」
ギューッとすると
「しょおくん・・・」
どうして、そんな悲しそうな顔をするんだ?
でも、その顔さえ美しくて・・・。
綺麗な瞳に吸い込まれそうだ・・・。
変なこと考えてるな・・・寝なくちゃ。
そう思うのに手は潤の頬を触っていた。
安心出来る、今日も眠れそうだ。
それから、俺は寝たはずなのに・・・
それでも潤はずっと何かを言っていたような気がした。 それだけじゃない、熱を宿した瞳でずっと見ていたんだ・・・。
その後潤は最後に俺にキスをして意識を途絶えた。 俺も途絶えた。


