季節は夏。
舞ちゃんとは相変わらずの関係。
やっぱり甘えてしまう僕。
反省の毎日も疲れてきちゃった。
ねー、だったら僕は舞ちゃんを好きになっちゃダメかな? すごく優しくしてくれてしょおくんの気持ちも分かってくれて積極的で僕の全部が好きって言ってくれて舞ちゃんが甘えてくるところが可愛い。
ふふっ、それにしょおくんだって誰かとヤってるかもしれないじゃん? キスだけはあると思うな。 外国だもん。
それに舞ちゃん、しょおくんが帰ってきてもずっと好きでしょ? 僕のこと、離せることできるの?
男同士じゃないから何も言われることは無いだろうし。 そうすれば、きっとしょおくんの家族は幸せだよね? なんて、そんなことないか。
今日は智さんに誘われて智さんのお家へ。
そこにはまーも、カズもいた。
「久しぶり、翔くんの話は聞いた。」
「潤ちゃん寂しい?」
「ふふっ、あんまり元気そうじゃないね?」
僕のために? 3人が集まってくれたの?
「ふふっ、元気だよ? しょおくんいなくても寂しくないよ?」
寂しい気持ちなんて今はちっともない。
「元気じゃないな、翔くんのことだけど、翔くんのお父さんのことについてじゃないか?」
「え? なんで?」
「翔くんのお母さんから聞いた。 」
「そっか」
そう言うとまーが
「潤ちゃんは自分の幸せよりも他の人の幸せをいつも優先するよね?」
カズも
「ね、確かに最初はその気持ちになるけど、だんだん自分の気持ちを優先するようになるのに潤くんはいつも自分の気持ち後回しだから別れようと思ってるでしょ?」
3人ともどうしていつも僕の気持ちを分かるのかな?
「それはダメだよ? 潤ちゃんは翔ちゃんとは絶対に別れちゃダメ。」
「どうして?」
なんで? だって、お父さんに認めてもらえてないからまたしょおくんと離ればられになっちゃうもん。
「じゃあ、翔くんが忘れてるとでも思う? 帰ってきても会えなくても忘れてると思う?」
「それは・・・」
そう言うと
「んふふ、無理だよね? だって、一目惚れなんだから。 大丈夫、翔くんは何か作戦があるはずだよ?」
「作戦?」
「翔くんの賢さは少なくても俺たちの中でも翔くんの家族の中でも一番だぞ?」
「そうなの?」
しょおくんってそんなになの?
「そうだよ? 大学なんて翔ちゃんのお父さんよりもいい所だし、それに俺なんか大学なんて入れないと思ってたのに入られたのは翔ちゃんがいたからだし」
そうなの?
「潤ちゃん、素直になってごらん? どうしたいのか、翔ちゃんとずっといたいよね?」
もし、本当にずっとそばにいられるなら僕は
「しょおくんのそばにいたい。」
するとまーはギューッと抱きしめて
「でしょ? 翔ちゃんは潤ちゃんに嘘ついた?」
「ついてないよ?」
「ってことはずっといられるよ」
そう言ってニッコリ笑った。
まーが言うとなんとなくだけどしょおくんとずっと一緒にいれるって思える。
「ありがとう」
そう言うとカズが僕のことをじっと見て
「潤くん、本当は何かあったんでしょ?」
「なんで?」
そう言うとカズは
「潤くん、分かりやすいから」
もぉ、みんなして。 僕ってそんなに分かりやすい?
「ね、何でも言ってみたらいいよ、俺たちに出来ることあるかもしれないし」
「そうだよ、翔くんだけじゃないよ? 俺たちだって出来ることあるよ?」
どうして、みんなして優しいの?
「ごめんなさい・・・しょおくんを裏切っちゃった」
まーに抱きつきながら思いっきり泣いた。
するとまーは優しく僕の髪の毛を撫でながら
「誰と? でも、潤ちゃんからではないよね?」
ちょっとそこは微妙だけど全部一つ一つ丁寧に話した。 カズも智さんも僕のことをギューッとしてくれて
「そっか、そこまでは俺も知らなかったな」
「ねー、さすがにね? 舞ちゃんと仲良しだったことも知らないからね」
やっぱり驚くよね。 知ってるはずないもんね。
「翔ちゃんは舞ちゃんが狙ってること知ってたのかな?」
「んー、分かんないけど、でも、まだ恋人じゃない時にしょおくんの車で舞ちゃんがキスしてきたんだけど、あの時は嫉妬したのと悲しかったって言われた。」
そう言うと
「じゃあ翔ちゃんには・・・」
「一発勝負だな。 どっちになってもおかしくはないけど、1回別れても多分翔くんは松潤だけだろうな」
「翔さんって嫉妬深いの?」
そう言われてみると・・・。
「確かに嫉妬はする時はするけど、優しいから怒らないよ?」
そう言うと3人して凄く笑ってた。 僕はそんなに変なことを言った?
「さすがだ、よく理解してるな」
「ふふっ、潤ちゃん愛されてるね?」
「怖い独占欲だね〜」
そうなの? 分からないけど、愛されてるんだね
「ふふっ、大丈夫、潤ちゃんは大きな愛に包まれてるからね?」
「ありがとう」
「ねー、夏休みになったら会いに行こうよ?」
「ほんと?」
「ねー、大ちゃん?」
すると智さんは
「急にだね〜、いいよ、ニノも行くか?」
「ふふっ、行きますよ、みんなででしょ?」
みんなで行くことになった。
「ねー、なんで怒らないの?」
そう聞くと
「潤ちゃんは可愛いからね、怒る必要が無いの」
「俺たちの言ってることをいつも分かってくれるからな」
そっか。 するとカズが
「怒ったら翔さんに怒られるよ?俺たち」
すると2人も
「翔ちゃん怒るとめっちゃ怖い〜」
「翔くん、怒ると長いからやだよ」
3人して笑ってた。
「ふふっ、ありがとう」
明日から暫く智さんのお家にお泊まりすることになった。 僕のお家に帰ると多分舞ちゃんに掴まるから。 今日で終わりにするんだ。
しっかりと終わりにしたい。
しょおくんだけ好きでいたい。
怒られちゃうかな? 怒るだけですむかな?
分かんないけど、僕はしょおくんのそばにいたいんだ。