約一ヶ月たって、明日からGW。
両親海外にいるからな・・・。 遊びに行けばいいのかな?

今年は少し宿題が少ないなと思いながら帰ろうとするとカズが

「一緒に帰ろ?」

頷いて一緒に帰ることに。
カズとたまに一緒に帰るけど、僕と道が違うから僕にとっては遠回り。 だけど話してるのは楽しいからいいんだけど。

「なんかさ、先生変わってからさ潤くん、学校には毎日来てるよね?」

「そうだね」

分かんないけど、学校には行けるほどの体調になってきたんだ。 たまに保健室にいるときもあるけどね・・・。

「ふーん、なんかな、あの人嫌い」

「なんで?」

そう聞くと

「なんとなくだけど」

そう言って少し俯いた。

「そうなんだ・・・」

んー、いい先生だと思うのにな・・・。
少しだけ変な空気になっちゃったな。

なかなか話せなくてカズも話しかけてこないでいつの間にかカズの家に着いた。

「GW、遊ばない?」

「いいよ?」

すると嬉しそうに笑った。
良かった、いつにする?って話になったけど予定が決まってないからラインで連絡することにした。

その後、お家に帰って少し予定を考えた。
んー、僕にはこういうの苦手だな。

とりあえず宿題を終わらせることを優先にした
終わると夜になってて慌てて買い物に行った。

買いすぎて少し重たくてゆっくりと歩いた。
てか、手がちぎれそうなんだけど・・・、安売りだったから沢山買っちゃった。

「凄く重たそうだな」

そう言って荷物を持ってくれた。

「ありがとう」

そう言うと少し笑って

「お前の家、どこだっけ?」

あれ? えっと知らないの?

「先生と同じマンションですよ?」

そう言うと驚いた顔をされた。
本当に知らないのか・・・、とりあえず僕の部屋を案内した。

「家族の方は?」

そうなるよね・・・。

「海外にいるの、暫くは帰ってこないかな」

そう言うと

「へぇー、仲良しなんだな・・・」

ってことは先生のお母さんとお父さんは仲が悪いってこと?

「今はまだましな方だけど俺がいたときなんか喧嘩が多かったもんな」

そうなんだ。 ってなんでこんなに話してくれるんだろう。 てか、こんなに沢山話すのもないけど。

あ、せっかく僕のお家にいるのになにもしてあげないのはいけないよね・・・。

「先生って独身なの?」

指輪はないからまだ結婚は無さそうだけど彼女とかいるならここにいるよりも彼女といた方がいいと思って聞いてみたら笑われた。

「アハハ、彼女作ってる余裕ないよ、それに、ときめく人って言うのがいないからな」

へぇー、意外と思いながらお茶を差し出す。

「ありがとう」

飲む前に先生のお腹の音が鳴った。
あ、お腹すいてるよね? 先生なんか僕たちなんかよりも大変なんだからね?

「何か食べたいものでもある?」

なんか、親しみやすいって言うの? つい、敬語じゃ無くなっちゃう。

「え? 作れるの?」

「ふふっ、うん」

そんな驚かなくてもいいと思うけどなと思いながら今日の材料を見てすぐできそうなものを作った。 

「お肉になっちゃったけどいい?」

人に食べさせることは家族以外ないから不安だし、心配だけどきっと大丈夫なはず・・・。

「凄く美味そうだな、ありがとう」

いただきますと言って先生は食べ始めた。

「どう? 美味しいかな?」

食べ始めるとなかなか止まんなくて・・・、そんな慌てて食べるほど不味かったのかなと思ってると

「めっちゃ美味いよ」

そんなに? 誉めすぎだとは思うけど

「ありがとう」

すると少し照れてた。 え? よく分かんないけど、とりあえず先生はおかわりしてまた食べ始めた。

ふふっ、こんなに美味しそうに食べる人は始めてみたな。 

「ごちそうさま、沢山食べてごめん・・・」

ふふっ、なんで謝るのかな? おかしな人。
だって、美味しかったんでしょ?なら、それでいいじゃん? 首を横に振って

「大丈夫だよ?」

そう言うと嬉しそうに笑って

「ありがとう」

って言って僕の髪の毛を撫でた。
そこから触れられるのがなんだか熱かった。

「先生、泊まる?」

なんか、もう少し話してたいし、楽しかったし
どうせこのマンションなんだから。

「え? えっと・・・」

やっぱり普通は帰るもんね。

「先生、何階?」

ここは、4階だけど確か、もう少し上だよね?

「7だけど? なんか、帰りたくなってきたから泊まってもいい?」

ふふっ、なんか嬉しい。 
でも、先生も嬉しそうなのは気のせい?

「あ、泊まるし、同じマンションって以上はあんまり"先生"と呼ばないでほしいな」

えっと・・・、まぁ確かに。

「んー、じゃあ、しょおくん?」

だって、さん付けだとやっぱりなんか違う気がしたんだもん。 するとしょおくんはさっきよりも分かりやすく照れて

「うん、それがいいよ//」

って言った。 なんか可愛いね?
ふふっ、かっこいいはずが可愛いなんて・・・なんか、狡いと思った。