Side S
年末の仕事を終えて、挨拶を終えた。
潤には先に駐車場に向かってるとは終える前から伝えていた。
潤が来るまで待っていた。
まぁ、潤の方が友達が多いからね。
そう思いながらゆっくりと休んでると潤が来たみたいだから鍵を開けた。
「遅くなってごめんね?」
「大丈夫、お疲れさま」
そう言って軽くキスする。
「もぉ、バレたらどうするの?」
そう言いながらも照れてるからな。
可愛いんだよな。
「大丈夫だよ、近くに車が止まってる訳じゃないし」
なるべく止まらなそうなところで出口からは近くて見ずらい所に。
出ちゃえば記者には見つからない。
関係者もいないから次の目的地までは平気そう
「今年も凄かったね~。 って去年か・・・」
微妙だよな。 日付変わっちゃったからついさっきまでやってたとしても年が変わっているんだ。
「凄かったよな。 次も隣は無理そうだな」
毎年行く神社は事務所の先輩も後輩もいるわけだから、そう簡単に隣にはなれない。
「ね、無理そうだよね・・・、次も待っててくれる?」
「もちろんだよ」
もうすぐ着きそうだから潤には帽子とマスクをさせた。 俺は潤よりもオーラーは無いからギリギリでする。
着くと今年も沢山の人がいる。
最初は潤と一緒。 まぁ、声かけられないかぎりは離れないだろう。
「翔くんも潤も一緒にいこ?」
後ろから声を掛けてきたのは斗真だった。
「いいよ、行こう?」
カモフラージュにはなるだろ。
並ぶと先輩たちが多く、少し前にはニノと相葉くんがいた。 声掛けると
「俺達はバレないからね?」
「バレないよね、二人からは漏れてるからバレやすいんだよ」
そう言って俺は相葉くんとニノに挟まれた。
「しょーちゃん、今日はかっこいいね!」
「ありがとう」
そう言うと
「潤くんがコーディネートしたんでしょう。
ね? 潤くんが考えたんでしょ?」
すると潤が
「ふふっ、全部俺が選んだのをプレゼントで買ったやつだよ? カッコいいよね!」
ふふっ、キラキラとした瞳で俺たちを見ると
「翔ちゃん、これがオシャレだよ!カズも今度オシャレしようね?」
うん、分かってる。 確かに今日の俺はオシャレな感じがする。 かっこよく決まってて、フワフワするマフラーとちょっと温かいパンツが気に入ってる。
ニノは顔では分かんないけど
「そんなことするな」
照れてるのが分かる。
本当はされたいくせに。
そんな俺たちを見て斗真は笑ってた。
「まさに夫婦だな~」
そう言うと潤が
「サンキュー、斗真もいい旦那さんになれよ」
軽く斗真のことを茶化した。
「え? 斗真って彼女いるの?」
相葉くんもニノも知らないだろう。
「いるよ~、でも婚約かは考え中」
そう言って笑った。
だいぶ進んでると今ちょうど智くんがやってる番だ。
「リーダーの隣ってさ岡田くんじゃない?」
「ほんとだ、絡まれてるの?」
「ふふっ、右隣には松岡さんだよ!」
これはこれは先輩たちに絡まれてるなと思った
もしかしてだけど、岡田くんは智くんのこと好きなのかなと少し思った。
俺たちの番が来て今年の五人の健康と安全、それから潤との幸せを願った。
終われば急に風磨や上田に捕まって潤と離れてしまった。
「大丈夫ですよ、連絡はしましたから」
「は? なんで?」
「秘密です」
後輩たちと少し話した後、別れて先に車に向かった。すると後ろから
「待って!」
潤?と思いながら振り返るとニッコリ笑った。
車に乗って次は初日の出を見に行く。
「風磨から連絡来たよ? 借りるとは失礼な言い方だよね」
連絡は来ても軽く拗ねてる潤。
「俺も急にだからビックリだよ」
そう言うと
「あ、お守り!」
そう言って紫のお守りを渡された。
潤は赤いお守り。 交通安全のお守りも紫だ。
「ありがとう、嬉しい!」
そう言うと潤はニッコリ笑って
「良かった~、しょおくんの健康を祈って買ってきたよ! 風邪引いても看病はするけど、苦しそうなのは辛いから・・・」
そう言って俯いた。
信号が赤になったのを確認して軽くチュッとする。
「ふふっ、ありがとう」
潤が傍で見守ってる感じがする。
大切にしまった。
「ふふっ、うん」
そこからは俺がいないときの話をしていて話が尽きると潤は寝てしまった。
潤の方が疲れてるはずだからゆっくりと寝てほしいなと思いながら目的地へと向かった。
着いたら潤を起こす。
「着いたよ?」
軽くチュッとした。
「んっ、しょおくん・・・」
「着いたよ? 降りる?」
車の中からでも見れそうだけど?
「降りたら手、繋げないからここでいい」
可愛いこと言っちゃって俺の理性はキスだけですむだろうか。
「分かった」
少したつと日が昇った。
「明けましておめでとう」
そういってまたキスする。
「明けましておめでとう」
潤からのキスで深いキスに変わった。
「んんっ・・・ダメだよ・・・」
ふふっ、バレないとは思うけど。
見終わったあと潤が運転変わると言うから代わって俺が寝ていたらしくいつの間にか家についてた。
「ちょうど良かった~、着いたよ?」
「ごめん、ありがとう」
「うん、大丈夫だよ」
潤の口内を少し味わった後、家に向かった。
帰ると落ち着いて、朝御飯を作って貰ってる間に今日の予定を確認した。
「出来たよって軽めにしといたけど・・・」
スープとフレンチトーストだった。
「いいよ、潤が作ってくれるなら軽めも重めもないよ?」
丁寧に作られたものは軽めなんかじゃない。
空腹だからちょうど優しそうなものだし。
「そう? 手抜きしちゃったけど?」
潤は少し納得したなさそうだけど俺からしたら凄いもの。 豪華だよ。
「大丈夫、潤のは美味いから」
食べ始めるとやっぱり美味い。
今年も幸せから始まった朝だな。
「ふふっ、良かった」
そう言って嬉しそうに笑った。
食べ終われば眠くなった。
潤も同じみたいだったからそのまま寝た。
起きたときはお昼頃、夕方はメンバー来るからそれまでに愛し合っておかないとな。
愛しい潤はまだぐっすりと寝てる。
ふふっ、ずっと見てあげたいけど・・・、先にスッキリとさせとくか。
そう思ってベットから降りようとすると
「しょお・・・」
ん? まだ眠たそうな顔をしている。
「ん?」
「どこ行くの?」
ふふっ、隣にいてほしいんだと思いぎゅっと抱きついた。
「起きたなら予定変更、愛していい?」
そう聞くと
「シャワーしてないから・・・」
そう言って戸惑ってるから
「風呂場でヤろ?」
頷いたから脱がして抱き上げた。
「ふふっ、しょおくんかっこいい」
「ふふっ、ありがとう」
なんとなく言いたい気分だったのかな?
ありがたいけど潤に言われると実は心の中では照れくさいと思ってる。
軽く洗ったあとヤれば潤も嬉しそうに乱れてくれる。 終わって出ると部屋着に着替えて潤は昼食を作り始めようとしたけど俺が止めて
「デリバリー頼も? 夕飯は沢山作るんだから少し休まないとね?」
大変そうだけど潤にとっては楽しそうなら今は休ませよう?
「そうする」
頼んで食べ終われば軽く掃除し、潤は洗濯物を洗濯機に入れはじめてた。
そんなあたふたしてるうちに夕方になった。