Side S
そういうことだったんだなと思ったのはじゅんがこの学校にいたってこと。
サプライズ?なのか、全然知らなくて学校行けば紹介された訳。 あれからも学校の中は少しずつ変わってる。 前には無かった恋愛相談室や売店が増えたり、食堂が増えたり、保健室が増えたりなど・・・。
でさ、じゅんはさ断りきれないからさなんでも聞いちゃってさ俺との時間がないの。
やっと時間がとれてもじゅんは笑うだけだしさ
生徒なんか女子は頬を染めて絶対にじゅんのこと好きなんだろうなと思ってる。
いつもなら誰かしら来てるであろう智くんのところに行くと誰もいない。
休み時間なら毎日誰かしらいるのに。
「相当潤が人気らしいな」
そう言って苦笑してたけど
「智くんはさ、生徒に恋愛相談されたことあるの?」
そう聞くと
「んー、ないな。噂の恋愛相談は潤のことか?なら、ちょっとな・・・」
智くんは無いんだ。 智くんの手当は凄く上手い。 だから、学校内では一番器用な人と言われたほど。 珍しく考え込んでる。
昼休みじゅんのところへ行くと
「智に怒られちゃったよ」
そう言って少し拗ねてる。
「俺のせい?」
そう聞くと
「まぁそれもあるけど、ルール守ってだと」
「そっか。 じゃあ食べ終わった後はダメ?」
そう聞くと
「ふふっ、ダメと言ってもヤるつもりでしょ?
それにしょおくんとの方は程々にとしか言われてないもん」
そう言ってじゅんは弁当を用意して
「寂しかったんだよ?」
「え?」
「僕だって、一緒に食べれないのは寂しかったの!」
あ、そう? そっか。
じゅんも寂しかったんだな。
「こっちにおいで?」
そう言って俺の隣に来させる。
「しょおくん?」
「くっつけばいいだろ?」
するとじゅんは嬉しそうに
「うん!」
と言って食べ始めた。
「ふふっ、しょおくん、美味しい?」
嬉しそうに聞いてきた。
「美味いよ、いつもありがとう」
相当な寝坊か、風邪を引かないとき以外は作ってくれてる。 俺も無いときは寂しいなと思ってしまう。
「作るのは楽しいからいいの」
食べ終わったらじゅんはぎゅっと抱きついてきた。
「ふふっ、どうした?」
そう聞くとドキッとするような上目遣いで
「離れたくないの、ぎゅってしないと落ち着かないの」
ふふっ、急に寂しくなったのか?
何かあったのだろうか。
落ち着かせるようにじゅんの髪の毛を撫でる。
「なんで、落ち着かないの?」
そう聞くとじゅんは
「分かんないからこうしてたい」
分かんないか。 原因が分からないとな・・。
「落ち着いた?」
そう聞くと頷いて
「ありがと、しょおくんの温もりが足りなかったのかな?」
そう言いながら嬉しそうに笑った。
「俺の? 温もりだけなの?」
ちょっと意地悪すると
「もぉ、そんなふうに言わないで? しょおくんが足りないの。」
ふふっ、三時間目ヤったのに?
もう足りないとは今日は重症だな。
「今から?」
そう聞くと頷いた。
「いいよ、沢山沢山俺ので満たしてあげるよ」
そう言ってじゅんを抱き上げてベットにいき、いつも以上に深く深く、蕩けあうように。