Side S
最近は忙しいの毎日。 体育祭、文化祭と立て続けにイベントがあって、次は期末試験。
じゅんは忙しすぎたからか睡眠時間が多くなって朝が起きれないときが多くなった。
暫くじゅんはお弁当作るのをやめさせようと思って話すと
「やだ、作りたい! しょおくんは僕のお弁当食べればいいの!」
最近、寝不足で不安だよ?
「無理するなよ、眠いんだろ?」
「でも・・・」
「大丈夫、いつも作ってくれてありがとう、じゅんの寝不足は心配だから、毎日はやめよう?
じゅんのが一番美味しいのは分かってるよ?」
なにが不安なの? どうして不安なの?
「うん、分かった。 ごめんね? 僕、元気なのに心配かけちゃって・・・」
ふふっ、可愛いな。
「ふふっ、大丈夫、今日は買ってくるからね?
お昼、一緒に食べれそうだし」
最近、昼休みに集まりが多くて一緒に食べる機会が減ってたからな。
「ふふっ、うん、しょおくんが美味しそうなもの、僕の分もよろしくね?」
そう言ってぎゅっとしてきた。
「分かった、先に行く」
登校は一緒にはできないからな。
「キスして?」
かわいいおねだり。 じゅんから言ってくるのをあえて待ってる。
「いいよ」
チュッと軽くしてじゅんの髪の毛を撫でて、家を出た。
着けば会議の五分前でちょうど良かった。
それまでじゅんとラインした。
「しょーちゃん、幸せそうだね?」
隣は雅紀が座ってる。
雅紀は非常勤で体育の先生をしてる。
「そう?」
「ふふっ、しょーちゃんさ、顔に出てるから」
マジか。 気を付けなくちゃと思い会議は集中した。
終われば今日の朝は放送朝礼。
少し早めに教室に向かうことにした。
走り回るやつはいないけど、はしゃぐやつは何人もいる。
入学してから何回か席替えして潤は窓側から一個隣の席に座ってる。
話すことができる。
「今日って何かあった?」
俺がいつもよりも早いからか聞いてきた。
「放送朝礼だよ、忘れてた?」
するとじゅんは
「ふふふっ、忘れてたよ」
可愛い。 やめてよ。 ここでにやけそうにさせるなよ。
「まぁ最近忙しい日が続いてたもんな」
そう言うとクスッと笑って
「先生の方が忙しいでしょ?」
まぁ、そりゃそうだけどさ…。
そんなことを思ってたら朝礼が始まった。
いっつも長い話をする校長なんだけど、今日は何故か短かった。
「どうしたんだろう? 風邪引いちゃったのかな?」
風邪なのか? 五も通りの校長だった気がするけど。
「俺には分かんないな」
朝礼を始めて連絡事項を伝える。
早めに終わらせて体育に間に合わせるようにした。 雅紀は優しいから怒りも注意もしないけどさ、遅れるのはまずいからな。
今日は一時間目は暇で、2、3が授業。それ以外は休み。
職員室から荷物を取り、いつもの場所へ。
窓から覗くとみんな楽しそうにやってるな。
サッカーか、懐かしいな。 俺も昔やってたからな。 授業ががないからと言って仕事はあることはあるからな。 それをこなして終わらせた。 また窓から覗けばちょうど試合終わってじゅんのチームが勝ってた。 良かったなって思いながら、次の授業の準備に取りかかる。
じゅんのクラスで、じゅんが着替え終えればここに来る。 それまでに厄介な奴に捕まんなければいいけどと少し不安だった。
するとバタバタと廊下を走って俺の部屋の前で聞こえが止まった。 ってことはじゅんだなと思い開けた。 じゅんはビックリしてたけど、すぐ入らせて閉めた。
「もぉ、ビックリさせないで?」
ふふっ、拗ねてる。 ぎゅっとするとじゅんは嬉しそうにぎゅっと返してくれる。
「ごめん」
じゅんは首を横に振って
「ふふっ、ドキドキしちゃった。」
可愛いな。 なんでも素直に言っちゃうからな
「そっか、さっきの時間お疲れさま」
指でじゅんの唇を触る。
するとじゅんはニッコリ笑ってキスしてきた。
「ありがと、しょおくん、時間ないから急ごう?」
賢いじゅんは俺よりも時間には正確なんだ。
だから、少しでも遅れると俺が怒られる。
ふふっ、これでも幸せだから俺にとっては怒られてる気分にはならないけど。
このクラスは基本数学は得意なやつが多いからか分からない人が少なく今は分からなくても友達に教わったら分かるって人もいる。
そろそろ難しくなってくから今のうちに分かっておかないとな。 復習プリントを作ってじゅんに配らせた。
終わるとじゅんは率先して荷物を持ち先に向かってる。 教室からでてある程度人がいないところではくっつくぐらいの距離感で歩いた。
「ふふっ、しょおくん、好き」
閉まればじゅんはキスをしてくる。
まぁ、多ければ多いほど、俺のが反応するから抑えるのは大変だけど。
いつもなら終わるキスが深くなってて終わらない。 じゅん、本気か? 俺は後で処理はできるけど、次の授業、じゅんはあるじゃん?
じゅんはゆっくり離れて
「昼休みダッシュでこっちに来るからね?」
そう言ってじゅんは次の授業に出るため、行ってしまった。 これは早めに昼飯を買っておかなければと思った。
学校生活、今のところお互いに順調。
ずっと、順調でいければいいなと思った。