Side S
休止の発表をしてから初めての生で歌わせてもらうことになる。
俺たちは常に最後まで笑顔でいることだからとっても大変かもしれない。 けど、皆を見てるとそうでもない。 楽しそうにしてれば自然と笑顔になる。 ただ、ファンの人たちがまだ受けられなかったり泣いたりしてるTwitterを発見すると潤は少しへこむ。
「ねー、今日はみんな応援してくれるよね?」
潤は不安なのかぎゅっと抱きついてきた。
ここは、楽屋で、家ではないから相当不安なんだな。
「大丈夫、みんな応援してくれるよ? 潤はいつものように楽しめばいいの。」
潤が、そんな顔したら俺は耐えきれないよ。
「うん、ありがと」
潤は落ち着いたのか笑顔に戻った。
本番になれば楽しかった。
昔の映像を見たり、最近のを見たり、どれも一つ一つ思い出になる。
Jr.の頃の見ると少し恥ずかしさがある。
沢山の映像があってこんなに流してもらえたのが凄く嬉しかった。
俺たちの番が来ると緊張してきた。
けど、それはみんな同じだった。
だから、こんなんじゃダメだなと思って自然と笑顔になるし、みんな楽しもうとするから楽しめる。カメラが入ればみんな笑顔だ。
君のうたは 東京フィルハーモニー交響楽団とだったから少し音色も速さも違うから間違えないように勤めた。
リズムに乗れば潤もいつも通りにいつも以上の笑顔で歌ってる。 ね? 大丈夫だろ?
この曲を好きだと言ってくれる人がいるし、ファンじゃない方が好きだと言ってくれたりしてるなら嬉しい。
ドラマの主題歌だから知ってる人も多いだろう
そのドラマとマッチングしてるからこそいい曲だねって言ってくれる人がいるんだなと思った
感謝カンゲキ雨嵐では、潤と隣だから少し様子がチラホラ見やすかった。
いつもよりも生に聴こえるように、楽しくなれるように、サビだけでも一部だけでもいいからという思いを込めた。 俺の気持ち全員に伝わってるよな。
そもそもテレビで披露することが少ないから少しだけ盛り上がるか不安だった。サビになれば分かってくれたりするのかな?
でも、盛り上げるところを一緒に盛り上げたりするところ、そこの声援が多く、潤も嬉しそうだった
一番沢山悩んだのは智くん。そんな智くんが楽しそうだったからみんな楽しんだ。
最後に智くんの肩を組めば大丈夫って言われてるみたいでそれが俺の隣の雅紀に、反対側の潤やニノに伝わったかなと思った。
ほぼ何も変わってない。 いつも以上に楽しんだと思うよ? 無理なんかしてない。
最後まで沢山の声援が聞こえた。 もし、聞こえなくても俺たちなりに楽しめたら、楽しんでる姿を見せるだけ。
最後まで楽しんで楽しんで終わった。
みんな、ありがとう。 メンバー、一人一人に感謝してるし、ファンの人たちにもミュージックステーション見てくれてる人全員に感謝感激。
楽屋に戻れば潤は
「楽しかった、いつも以上に楽しかった。
しょおくんのラップ凄く響いたよ? だから沢山伝わったよね? 応援してくれた人、沢山だもんね。」
ふふっ、楽しかったのに魔だ不安が残ってる潤をぎゅっと抱き締める。
「そうだな、沢山伝わったよ、俺のラップが響いたなら嬉しい限り。 ありがとう。」
2020年までまだ時間はあるんだからこれからだよ? もっともっと楽しんで、最後まで笑顔でやれることをやって後悔しないようにしないとな。
「だって、いつも以上に張り切ってたもん、だから僕も元気もらったんだ。」
安心してきたな。 一番の元気、それは俺じゃないと思うよ? 俺のラップで元気を貰うのも一つだけど、メンバー、一人一人の笑顔だと思う。
でも、俺の一番の元気は潤の天使のような笑顔だよ。
「ありがとう、俺たちはずっと五人で嵐だから何も変わらないよ? だから、不安にならないで? 不安になっても一人で抱え込むのはやめてね? 俺が沢山聞いてあげるから」
すると潤は少しだけ涙を流した。
けど、直ぐ涙を拭いて
「うん、五人で嵐だもん、変わらない。
けど、それを全員が受け止めるには時間がかかるから少しだけ…。」
最後まで泣いちゃう子もいそうだし。
全員なんて難しい。我儘かもしれない。けど、俺たちの願い、幸せな願い、叶えてほしい。
俺たちは最後までちゃんと叶えるから。
「だんだんと増えていくことを待とう? 時間はたっぷりあるから」
そう言って可愛いお前にそっとキスをした。
「うん、そうだね」
そう言ってニッコリ笑った。
ほら、今の笑った顔で俺は癒された。
今日のパフォーマンスで改めて五人で嵐ってのがよく分かったし、みんなも分かってくれたと思った。