Side S 

朝になると潤はぐっすりと寝てる。
まだ時間はあるからもう一度寝ようかなと思ったときに

「おはよ」

可愛い。 そっと髪の毛を撫で始めた。

「おはよう、まだ時間あるから寝てていいよ?」

そう言うと

「ありがとう」

またぐっすりと眠り始めた。
昨日まで頑張ってくれたもんな。
プレゼントは嬉しかった。 俺よりも忙しいはずなのに、こうして用意してくれたこと、絶対高そうな値段なのにね。

しばらくドラマの撮影だから正直不安だ。
だってさ、悪いけどめっちゃ可愛いよ?今回の役は。 あんなカッコよくて可愛いのなんてギャップ凄すぎる。
それもさ、女とキスするのはしょうがないことだけどさ、そこはね? いいんだ。
けどさ、帰ってきてさたまに一緒に見ると架純ちゃん可愛いって言うんだよ?
なんでかな? それならお似合いのカップルにでもなれそうなのに、何で俺を選んだのか分かんなくなる。

でもさ、それを言っちゃせっかく楽しんでる潤には失礼じゃん? 本人には言ってないんだ。

それもさ、女性はさ他にもいるのさ。
なんで気に入ってるかのように嬉しそうなんだって思う。 

でも、ここにこんな可愛いやつがいるとさ、自然と不安も嫉妬も消えてく。
今回は見て見ぬふりにしとこう。

次は潤が起きる時間だった。

「潤、起きて? 撮影遅れるよ?」

そう言っても

「眠い~」

ふふっ、可愛いけどダメだろ。
よし、多分そってしても起きないだろう。
だからと言って潤のものに触れたら祖のままスイッチ入るだろうからな。
そっと唇を重ねて潤が苦しいと思うまでこうしてるか。

舌を絡めてもいいけど、反応するよな。
まぁ、抑えればいっか。 そっと絡めた。

「んっ・・・、んんっ・・・!」

潤は瞳を開けたがまた閉じた。
まぁ余裕はあるけどさ。 潤だけならだけど。
胸の辺りを触り始める。

「あっん・・・、起きるから・・!」

ふふっ、思考が追いついた?

「ん、じゃあ、おわりにしてあげる。」

そう言うと

「ん、ありがとう。 ご飯作るね?」

さすがに目覚めたのか潤は慌てて作り始めた。
ふふっ、少し雑なような気もするけど、まぁ俺のせいだからそこは気にしない。
だってさ、時間が無いからさ触れられる時間が少ない。だから作ってる間も触り続けた。

「あー、変な形になったじゃん!」

ふふっ、睨まれたって可愛いしかない。

「今日も帰ってくるの遅そうだから触れてたいの、いいでしょ?」

そう言うと

「それは分かんないよ。 けど、そんな触れちゃうと…、おかしくなっちゃう。」

少し恥ずかしがってるのを見て思わずまた触れちゃった。

「ダメ! 早く食べよ?」

そう言って潤は食べ始めた。
俺も食べ始めた。 そしたら潤が移動して俺の隣に来た。

「これなら良いでしょ? それにしょおくんに触れたいもん」

そう言って潤はくっついてきた。
食べ終わるとすぐ洗ってこっちに来た。
あと、お迎えまで30分か。 これじゃあ無理か
しょうがないからぎゅっとするだけにした。

「ふふっ、しょおくん好き」

潤は嬉しそうに俺の胸に顔を埋めた。
俺は潤の髪の毛を撫でた。

「俺も、潤、好き」

潤の温もりを感じながら迎えに来るまで沢山話した。 そんな時間は短くて迎えに来た。

「いってきまーす」

潤は俺にチュッとしてニッコリ笑った後、行ってしまった。

俺は特に仕事はなく、今日は予定もないから何しようかと思ったら風磨からのラインが来たから風磨と出掛けることに。

待ち合わせ場所に行くと風磨がいた。
目立つな…、潤並みに。 潤はオーラー的に目立つのに対して風磨は髪型とか服とかで目立つんだ。

嬉しそうにかけよって

「どこ行きます?」

って言ってきた。 え? 決めてないのかよ。
それは困ったなと思いとりあえず車で移動することに。

どこか話せる場所がいいかなと思いながらもなかなか決められないから風磨に任せた。

結局カフェになって今はくつろぎ中。

「恋人とはよく行かないんですか?」

え? 俺、風磨に言ったことあったっけ?
潤と恋人関係を知ってるのはメンバーと斗真だけのはず。

「いつから知ってるの?」

そう聞けば

「えっと、二人が一回別れてる時期ですね。松本さんがはっきりと言ったのでそうだったのかと。」

潤って風磨と仲良かったっけ?
まぁいっか。 潤も信頼してるから言ったんだろうし。

「そっか。 あんまりいかないよ。 最近は忙しいし、一回撮らたし、また騒ぎになったら困るからね。」

そう言うと

「多少は気にすることは必要ですけど、警戒ばっかでデートしてないとかですか?」

まぁあってるな。そう思って頷くと

「恋人は不安が大きくなりますよ? 撮られるリスクを覚悟しながらもたまにはしてきたらいいと思いますよ?」

そっか。 やっぱ、不安だよな。
少し考えることに。

「ありがとう」

それからは仕事の話が多く、お互いにしばらく夢中になった。

話してたらランチの時間になったから別の場所に移動した。

レストランに来て、オススメのを頼んだ。

「そう言えば、恋人さんのドラマはみんなを好きにさせてしまうんですね。」

どういうことと思えば

「ほら、カッコいいのに可愛いじゃないですか。 そことテンパリングの姿で色んな人たちが好きになってますよ?」

更に人気者になったか。 ってそんな場合じゃないってこと?

「その人たちはコクるのか?」

そう聞くと

「そこまではないかと思いますけど、見る目付きがみんなして変わると思います。 特に俺たちぐらいの世代はみんなですから。」

おいおい。 ヤバイぞ。 ジャーニーズにもこっそりと潤のことを好きなやつは何人もいる。
が、大幅に増えたのか。

「それは困るな~」

そう言うと

「なら、恋人だと言ってしまったらどうですか? そしたら、今度は二人を応援するファンになったりするんじゃないでしょうか?」

なるほど。 それはありかもだけど。
そんなに言ったら週刊誌とか、他の俳優さんとか女優さんにも噂は流れるんじゃないかと思うが…!

「情報を流さないでもらえるのかな?」

そう聞くと

「そこはお二人の頑張りどころじゃないんですか。」

そっか。 なんか、もし、そうなら、本当に言ってしまいたい。 後輩たちに言って、その前でもいつも通りにいられたらなって思った。

それから、風磨とは別れて家に帰った。
潤の帰りを待ってたら

「ただいま~♪」

ご機嫌な潤が帰ってきた。

「おかえり、お疲れさま」

そう言ってぎゅっとした。

「ふふっ、ありがとう」

潤もぎゅっとしてくれる。
これからきっとデタラメな記事が増えてくる。
そろそろライブがまた始めるしな。

「あのさ、後輩にも付き合ってるって言わない?」

そう言うと潤は

「いいの? 言っちゃって。 俺は別にいいけど、秘密だったのがどんどんオープンに変わってるような気がして。」

秘密ね。 そうだな。 本当はまだ言うつもり無かった人たちにも言ってしまったしな。

「そろそろ秘密を少しずつ打ち明ける時期なんだと思うんだ。 潤はこのままがいいならまだ、打ち明けはしないけど、いいなら打ち明けて後輩たちがいてもいつも通りにしていたいなって」

すると潤は少し考えて

「そうだね、気を使っても疲れちゃうから、言ってもいいよ? 言いたいな。 俺も。
そしたら、しょおくんに手出しする人減るもんね!」

そう言ってニッコリ笑った。