Side S
楽屋に着くと3人がクラッカー鳴らしてきたから驚いた。 プレゼントも置いてあった。
これから何かするのだろうかと思った。
「今からシャッフルするから、誰のか当ててね?」
そう言った後
「後ろ向いててね?」
そう言われたから後ろを向いた。
箱の大きさが少し違ったな。
何となく皆の予想しながら終わるのを待った。
「いいよ~」
プレゼントを見ると潤のは分かった。
後は…、みんな、同じような大きさだからな。
一番右を選んだ。
「これは、潤のだよな?」
そう聞くと潤は嬉しそうに
「ふふっ、正解」
そう言って抱きついてきた。
「潤は特別だろ?」
そう言うと
「ふふっ、うん、特別だよ?」
それから順番に何となく重さで当てた。
全員正解するとは思わなかったけど、どれも凄そうな物ばかり。と言ってもまだ開けてないけど。
今日は雑誌の撮影で終われば俺は個人の仕事がある。 潤もそうだから離れちゃうな。
終われば3人はさっさと楽屋を出たから、二人きりになった。
「しょおくん、時間ある?」
えっと…、あるな。
「あるよ? 潤は?」
そう聞くと嬉しそうに
「ふふっ、僕もだよ!」
ぎゅっと抱きついてくる可愛い恋人。
「どうする?」
するとチュッとしてきて
「ちょうだい?」
「ふふっ、いいよ、あげる」
そう言ってソファーに座らせる。
「誰か来たらどうする?」
そう聞くと
「んー、どうしよっか。 メンバーならいいけど、さすがに他の人は無理だよね…!」
とりあえずかぎを閉めた。
「始める?」
そう聞くと
「いいよ? いつでも」
それからなるべく人が来ても平気なように早めに中に奥に…。
「ふふっ、しょおくん、大好き」
「俺も、潤、大好き」
そう言うと嬉しそうにして
「沢山ね?」
だから、沢山、なるべく深く深く愛すように激しく打ち付けた。
潤も下から何度も突き上げてきた。
それもそれで快感が凄く達してしまいそうだからキスして深い口付けに変わって快感を紛らわした。
「んっ・・・、んんっ・・ぁぁっ・・」
「んんっ・・・、ぁっ・・・」
放ちそうな時にタオルを用意してお互いのものを包んだ。
「時間になっちゃったね」
残念そうに呟く潤が可愛い。
「ふふっ、そうだな。」
そう言ってぎゅっとした。
「しょおくん」
「ん?」
「ふふっ、何でもない」
潤の方が早いみたいでその後、すぐいっちゃった。 仕事は思ったよりかは早く終わって潤の家へ向かった。 今頃なにしてるか聞こうとしたけど、もうすぐ着くからやめた。
鳴らした方がいいかなとは思ったけど、鍵を持ってるわけだからいっかと思った。
玄関からでも美味そうな匂いはしてきた。
中へ入ると潤はちょうどケーキが完成したところだった。
「ごめんね? 時間なくて小さいケーキにしちゃった。」
確かに小さいけど
「それでいいよ、夕飯の時間だし、潤が作ってくれたのは嬉しいから」
そう言ってぎゅっと抱き締めた。
「ありがと、他にも用意してあるからちょっと待ってて?」
ふふっ、少しずつテーブルに置き始めた。
いつもと同じなんだけど、少しテーブルに飾りがついてあってそれだけで全然違って凄く見える。
「沢山ありがとう、大変だったでしょ?」
そう言うと潤は首を横に振って
「いつもと変わらないから大変じゃないよ?」
ケーキは食べやすそうでケーキの皿にクッキーがあってそこにHAPPYBIRTHDAYって書かれてあったんだ。
「ありがとう」
潤は嬉しそうに頷いて
「食べよ?」
ケーキからと思ったけど勿体無い気がして先にいつもぽい料理を食べた。いつもと違うのは美味さと空間かな。
それからデザートということでケーキを食べ始めた。甘いってよりも蕩けるような感じだった
今までに食べたことないケーキで甘過ぎずちょうどいい。 それは素材の話で、潤の愛情が入ってるから甘い。
「どうかな? 夜だから甘さは少し控えめにしたんだけど…!」
やっぱり? そんな心遣いが凄く嬉しい。
「そうだね、確かに控えめだけど…! とっても甘いな。」
そう言うと
「え? そんなに甘いの? 何で?」
ふふっ、可愛い。
「じゃあ、俺が食べさせてあげたら分かるかもよ?」
そう言うと潤は隣に来て
「食べさせて?」
わぁ、めっちゃ近い。 食べるときに隣にいることは無いからドキドキする。
食べさせると潤は表情が変わった。
「ほんとだ! 甘いね?」
そう言ってキラキラした笑顔でまた食べ始めた
クッキーも半分に分けて一緒に食べて、潤がイチゴを乗せれなかったと後悔してるから普通に食べればいいじゃんと言って口づけで食べさせた。
「なるほど、しょおくんが食べさせくれてるとなんでも甘くなるんだね!」
それは微妙な感じはある。 苦いものは甘くはならない気がする。
「そうだといいな」
それから食べ終わって潤のプレゼントを開けてないのを思い出した。
「プレゼント、開けていい?」
潤が嬉しそうに頷いたからなるべく丁寧に開けた。 高そうなセーターとマフラーだった。
「ふふっ、しょおくんに似合うかなって思って
買ってみたんだ」
赤のセーターと白の二つ。 それだけで既に高そうなのに、マフラーまで…!
「高そうだな、ありがとう、大切に使うね?」
すると潤は
「高くはないよ? けど、売り切れ寸前だったからね…、こちらこそ喜んでくれてありがと」
そうだったんだ。 人気だったんだな。
「潤のおかげで嬉しい誕生日になったよ、ありがとう」
ぎゅっと抱き締めて潤の温もりを感じる。
ふふっ、幸せだと思う誕生日、全部欲しかったもの。 潤が欲しかったし、プレゼントも欲しいものだった。
そんな、幸せな誕生日、また来年もありそうだ
お返しできる日はこれから沢山ある。
なら、そんな日には沢山幸せをあげたいな。
沢山沢山ありがとう。