Side S 

あれから、なんとなくで接してきている。
別に拒否つもりはないし、潤が話してくるときは相談ものが多いから聞いてあげたいと思って、俺が答えられる範囲で答えた。

俺が話し掛けても潤はニッコリするからつい、もっと話したくなってしまう。

そう言えば今日は俺の誕生日。

雅紀からは、靴を貰って、ニノからは、睡眠グッズ、智くんからは、手作りなものがプレゼントだった。

潤からは…、まだ、貰ってない…!

まぁ、別れたから渡しづらいだろうし、用意したないかもなっと思ってたら

「プレゼント、受け取ってくれる?」

少し、緊張してるのが分かった。

「ありがとう」

そう言うと笑顔になったけど…!

「気に入ってくれるかな? 気に入らなかったら、捨てていいからね?」

なんで、そうなるのかな?

「大切なプレゼント、捨てるはずないだろ?
今、開けていい?」

そう聞くと潤の耳が紅くなってきたのが分かった。 ふふっ、緊張するよな…!

「早く開けて?」 

開けてみると二種類のネクタイと手紙だった。

「二つもいいのか?」

選ぶの大変だっただろ?

「いいの、迷っちゃったから二つにしたんだ」

少し恥ずかしそうにしながら言ってくれた。
ヤバイ、抱き締めてあげたい。

でも、したら…! 潤に危険が及ぶ。

「そっか。 ありがとう、凄く、嬉しい。」

「ふふっ、そう? 良かった!」

「手紙は家でじっくりと読ませてもらうね?」

「うん…!」

ん? 何か駄目だったか?

「翔さん…!」

「ん?」

「何でもない、次、お仕事だもんね…! 頑張ってね!」

無理な笑顔するなし…!
分からなくはないけど。
でも、潤のためだから…!
許して…?

「ありがとう、頑張ってくる」

潤が帰ったのを見送る。

後、これを俺は何年続けたらいいんだ?
何年続けたら潤に危険がなくなるのか?

アイツ…、まさか、潤を最初から狙ってたってことだよな?

次の仕事をこなして、終わると今日も自宅へ戻る。

「あの…、何か、松本さんのことで一人で動いたりしてません?」

「どうして?」
なんで、分かるんだ?

「好きな人ならどんなことだってできるんじゃないですか?」

相変わらず俺のマネージャは勘が鋭い。

「そうだとしたら?」

何? 手伝うとか? 
それなら要らないよ?
だって、マネージャも、仲良いもんね。

そしたら、考え始めてる。
悪いとは思ってるよ? 
味方になってくれたから…!

でも、これは俺の問題だよ。
過去にたまってる記事の分、付き合うのが条件らしいから。

それは潤の分も含めてだけど…!

家に入ると早速メールが来た。

明日か…! 誕生日後すぐかよ…!

もう少しペース落としてくれても良くないか?

だんだん、イライラに変わってきそうだから、一回深呼吸した。

あ、手紙。 
読んでみると丁寧な文字で俺よりも全然綺麗だ

潤らしいことが沢山書いてある。

最後の一行、これが潤が今、思ってることなんだろうか。

“ONLY LOVE “  意味は、唯一の愛、唯一の恋人

もう1つ…! You are my only one .

意味は…! 

あなたは私にとって、一番大切な人です。

これが潤の気持ちなら、凄く、嬉しいけど…!
まだ答えられなくてごめんという思いで苦しく感じる。

俺も、いつか、そう言えたらいいな。

それまで、俺のこと待てる?

ずっと、待っててくれるのか?

もし、そうなら、次こそ離さない。

もう、離れない。

待てないなら、嫌いになって?

苦しいんだ。 

そろそろ、もっとひどくなるだうし…!