Fake it 18 ⬅前回のは此方から
ゆっくりと愛されていく。
「ぁっ・・・! まーくん、好き」
「俺も、カズくんが好き」
ゆっくりと愛された体は少し怠い。
けど、好きな人となら平気だった。
ぎゅっとまーくんに抱きつく。
「俺といて幸せ?」
まーくん?
どうして…、自信無さそうにするの?
いつも前向きじゃん。
「幸せだよ?」
「ふふっ、よかった、しょーちゃんも、潤ちゃんわ幸せそうだよね…!」
「そうだね、幸せだよね」
翔ちゃんには沢山相談に、のってもらった。
男が好きだなんて嫌われると思った。
で、相談したくても何をどういっていいのか分かんなかった。
「ニノって、雅紀のことが好きなの?」
そう聞かれて、何で?って思った。
何でわかるんだって思った。
頷くと…!
「伝えなよ、後悔するよ?」
それは分かってた。 けど、嫌われたくなかった。 気持ち悪いって思われたらどうしようと思った。
「男が男を好きになっていいの?」
「男女関係ないよ、好きになった人がどっちであろうと関係ないよ、俺も、好きな人いるから」
翔ちゃんはゆっくりと好きな人について言ってくれた。 苦しい思いをしながらもずっと好きでいること…!
そんな翔ちゃんの言葉を聞いて少しだけ勇気を持てた。 その次の日にまーくんに告白した。
俺が好きになるて始めてだから、どうやったら伝わるかなんて分かんなかった。
最後まで好きだってことを伝わればそれでいいと思いながら言った。
受け入れてくれた。 まーくんもずっと俺のことが好きで悩んでたことを聞いた。
付き合うことになったのを翔ちゃんは嬉しいって言ってくれた。 今度は俺たちが翔ちゃんを幸せにする番だと思って、困ったこととかあったら連絡して欲しいって言った。 俺たちができることは楽しそうな空間を作ること。
だから、実際、スイーツのは俺とまーくんで割り勘。 二人には存分に楽しんでほしかったからね。
ーーー
まーくんが、夕飯の支度をし始めた。
今日は翔ちゃんが好きなオムライスと俺が好きなハンバーグだ。
「ふふっ、どっちも俺は好きだからね」
楽しそうにまーくんは作ってる。
俺はお皿を用意した。
美味しそうに出来上がった。
翔ちゃんたちはまだしてるのかな?
部屋をノックすると
「いいよ」
そう言ってたから入ると…!
「どうしたの? 何か話があるんじゃないの?」
そうだった。 驚いた。 翔ちゃん、下なの?
「夕飯できたから呼びに来たよ」
「ごめんね、一緒に食べたいけど、しょおくんが動けないんだよね…!」
「お前、やり過ぎ…! 久しぶりなんだから…」
ふふっ、翔ちゃんがそんな姿になるとはね…!
「ニノ、笑うなよ…!」
「翔ちゃん、下なの?」
「いつもではない、潤次第だよ」
「なるほどね…! 愛されてますね」
ほんと、こんなふうになっちゃってね。
良かったね。
「それは、ありがとう//」
「しょおくん、なんで照れてるの?」
あ、潤くんが怒った。 俺は抜け出してまーくんのところに戻った。
「あれ?二人は?」
「翔ちゃんが動けない状態なんだよ」
「え!? 潤ちゃんがしてるのか…!」
まーくんも驚くよね。
「そうらしい、今から部屋に運ぶところ」
「俺も手伝うよ」
そう言って翔ちゃんの部屋に向かった。
「わぁ、美味しそう…! ありがとう」
「お幸せにね?」
「ふふっ、ありがとう」
みんな、幸せ。 こんなのすごいよね。
戻ってまーくんと二人で食べる。
「どう?」
美味しいかだよね? そんなの決まってんじゃん…!
「まーくんの手作りだから更に美味しいよ?」
少し恥ずかしいけど、たまには言ってみるもんでしょ?
「そっか。 ありがとう」
そう言ってニッコリ笑った。
本当は、こんな幸せなんかじゃない。
沢山の人を騙してきた。
俺がまーくんのことを好きだと思った瞬間から、彼女を探し始めた。
好きでもないのに、好きだと言った。
だって、そうしないと俺がまーくんのことで泣きそうになったから。
人を抱いて、そこそこ気持ちよければ誰とでも繋げた。 そして、今は離れてるからないけど、別れてない人が一人だけいる。
そう、とっても狡い。
けど、まーくんは言わなくても知ってると思う
沢山、スキャンダル流してたし…!
それでも、お互いに好きなんだし、今更離れることはできないよね?