前回はアメ限です

Side J 

しょおくんとの時間は凄く楽しかった。
沢山楽しんで、沢山遊んで、沢山した。
でも、やっぱり騙してるみたいで辛い。 

限界だった。 もう、壊してほしかった。
僕は生きてはいけない。 僕は死にたかった。

でも、しょおくんはそれを許してくれない。
好きだからこそしょおくんに壊してほしかった。愛されてる人になら、僕は正直に話してもいいんじゃないかって思った。 

僕はしょおくんのことが好きなのに、手離す。
僕はずっと一緒にいたかった。
好きなのに別れるなんて酷いよね。
でも、そろそろ彼女との関係をやめて、暫く一人で考えたいって思った。 

今は空港、最後までしょおくんとは手を繋いだ
沢山沢山ありがとう。

「メールも、電話もするからね?」
 
「うん、頑張って?」

「じゅん…! 離れるの辛い。」
しょおくんが泣いてる。
ダメじゃん…!

「しょおくん、笑って? 僕は、しょおくんをずっと応援してるから」
ね? 最後は笑ってお別れしよう?

「じゅん…、大好き、ありがとう」

「ふふっ、僕も、しょおくん、大好き」

最後にチュッとしてしょおくんは向かった。
これでいいんだ。 僕はしょおくんまで巻き沿いにしちゃったんだから。 

帰って僕の部屋に戻った。
ごめんなさい。
しょおくんを泣かせてしまった。
自分から決めたのに寂しがるなんて…!
僕が泣くなんて…!
それだけ好きだった。 
それだけしょおくんに惹かれてた。

そっと自分の机の引き出しを開ける。
え? 手紙なんてこんなことろにあるはずがないのに、一枚あった。

「しょおくん…!」

しょおくんからの手紙。 
ねー、どうしてこんな僕を待ってくれるの?
どうして、手紙を書いてくれたの?
どうしてなの? 分からないよ。

そっと手紙をしまってベットに入った。
あ、クッション。 しょおくんに買って貰ったんだった。 何でもしてくれたんだ。
クッションを抱き締める。
もし、許されるなら、僕はしょおくんともう一度やり直したい。
ちゃんと彼女と別れてやり直したい。

だから、泣いていても何も変わらない。
落ち込んでいても何も変わらない。

彼女に電話をかけた。
彼女の家についた。

「ふふっ、どうしたの?」

「別れてほしくてきた。」

「んー、別に私はいいけど、あなたの彼氏さん?彼女さん?に迷惑がかかることだけど」
どういうこと?

「え?」

「ふふっ、これ、週刊紙に載せてあげてもいいんだよ?」
え? なんで? 見てたってこと?

「何でそんなことするの?」

「最近、潤くん、変わったからどうしたんだろうと思ったらたまたま見つけたからね。」

「週刊紙に載せてどうしたいの?」
何が目的? 何がほしいの?

「決まってるでしょ、お金だよ。」

「お金がもらえればいいってこと?」

「潤くんとは違って、生活が苦しいの。」
だから? 何なの?

「んー、そのためには何でもすると?
お金がほしいならいくらか具体的に言ってみてよ。 払うから。」

「そうね、口止め料含めて500 万で」
盛ったよね。 

「いいよ、その写真返してくれる?」
あっさりと返してくれた。
何か企んでるの?

「そちらだって彼氏さんいたよね?」

「え? あ、うん//」

「なら、そっちもしたんだからお互い様じゃないの? なのに、不平等過ぎない?」

「ふふっ、本当に好きだと思った?」
これが彼女の本性なの?

「じゃあ、何でコクってきたの?」

「お父さんが有名でしょ? そうすれば私は有意義な立場にいれるから。」

「こっちは、本気だと思ったから好きになったのに…!」
ムカつくけど、見抜けなかった自分も悪い。

取り合えず期間は一ヶ月。
貯金は足りないから沢山頑張らないと…!

しょおくんを守るためにも。

無事に舞台ができることを。

僕がやるべきことをやればしょおくんを守れるんだ。

ふふっ、しょおくんから送られてきた画像、楽しそうに見える。
友達と一緒なんだ。しょおくんはモテるから、彼氏さんかもしれないよね…!
でも、しょおくん、信じていいよね?
嘘だったら僕、もう嫌だからね?