抱き締めると潤は大人しくなる。
ふふっ、可愛い。 頬にチュッとすると潤もお返しにしてくれた。
やっぱりラストは俺が抱きたいかも。

「ね、俺が抱いてもいい?」と聞くと

「好きなようにして?」と言ってきたからベットに運んでチュッとする。
全身を触って潤の弱点を撫でる。





潤は涙を流しながら伝えてくる。
そんなに流すならなぜ別れるんだ?
チュッと涙をすいとると、潤はゆっくりと瞳を開けた。

「じゅん?」
どうしてだ? どうして、じっと見てるんだ?

「しょお…くん、僕を壊して?」
え? 壊す? そんぐらい激しくってこと?

「僕はもう、しょおくんとはお別れだからさ、しょおくんの中で愛されたいかな…! 
僕を壊したら、ずっとしょおくんの中にいられるでしょ?」

つまり…! じゅんは、そんだけ俺を愛してるんだろ?
なら、なんでそうなんだよ…!

「じゅんのバカ、壊したら一生会えなくなるだろ?それに、潤の体が痛くなるぞ?」

「お願いだからめちゃくちゃにして? もう、辛いから…!」

確かに辛かったんだろうな。 
ずっと言えなくてずっと言いたくて…! 
彼女ともまだ付き合ってる。 潤は自分の気持ちをずっと押し殺してきた。
誰よりも辛くて、誰よりも大変な思いをしても相手が幸せならそれが潤にとっての愛だったのだろう。 

「いいよ、めちゃくちゃに抱いてやる」
それが俺ができること。
一日でも忘れる日ができるのなら忘れていよう? 潤の心がもたない。

「ふふっ、ありがとう」
相変わらず必死に笑顔を作るよな。
それから、一気に激しく抱いた。
潤は涙を流しながらも俺の名前を呼んで放った
終わってら少しだけ落ち着いた。

「思いっきり泣いたっていいんだよ? 俺の胸や肩とか自由に使って?どーんと貸してあげるから」
ちょっとかっこよすぎ?
でも、本心だからしかたない。

「しょおくんの肩は撫で肩だから、胸、貸してもらう」と言ってふふっと笑った。
そして、今度はずっと溜まってただろう涙を一気に流し始めた。