Side S
潤が熱を出したのはきっと疲れと昨日のが原因だろう。 潤が沢山甘えてくるのが可愛いし、こっちが恥ずかしいぐらい素直なんだ。
でも、これは助けてってことだよな?
少しでも離れると潤は寂しがる。
だから、なるべくすぐに戻ったり一緒にいたりする。
ベットに入ってキスをすると何か言いたそうな顔をした。
移るからなら、俺は分けてほしい。
潤が一人で苦しんでるのを見てるのはキツいよ俺には、看病の知識が少ないからあまり分からない。
舌を絡めたらすぐに絡んだからやっぱり寂しいんだろうなと思った。
潤はそのあとすぐ寝てしまった。
そっと抱き締めて俺も眠った。
「あっつい…!」
潤? 起きると苦しそうな表情をしてる。
汗かいてるな…!
新しい服と冷えピタを持ってきた。
まだ寝てるからなるべく、起こさないように、そっと服を取り替える。
うわぁ、色っぽい。
俺の理性は持つのかと思ったけどそんなこと、考えてる場合じゃないと思って急いで着させた
それから、冷えピタを外して、新しいのに取り替えると気持ちいいのか表情が和らいだ。
これじゃあ心配で寝れないな。
そう思ったから潤の傍にいながらもニュースの原稿をチェックしたり、本を読んだりして潤がいつでも起きても対策できるようにした。
「んっ…!」
声がしたから潤の隣に行くと目が覚めたみたいだ。 俺の顔を見ると嬉しそうに笑った。
「起こしちゃったか?」
多少の電気はついてるからな。
「しょおくん、隣にいて? 一緒に寝て?」
時間はまだあるからいっか。
そう思って潤の隣にいる。
「ね、しょおくん寝てね? 俺は大丈夫だし、しょおくんがパジャマ、取り替えてくれたんだよね?」と聞いてきた。
「うん、汗かいてたし、苦しそうだったから、少し良くなったなら良かったな」
そう言って潤の髪の毛を撫でる。
「ありがとう」と言ってゆっくりと瞳を閉じた
その後、俺も眠たくなって抱きつきながら寝た
「しょおくん…!」
ん? もう、朝か? 眠いけど、起きるかと思ってそっと瞳を開いた。
ちょっ// マジかよ// 治ったのか??
「時間?」と聞くと
「ん、そうだよ、眠い?」と言ってさっきまでめっちゃ笑顔だったはずが一気に心配してる顔になった。
「少しね? どう? 計ったの?」と聞くと
「うん、微熱はあるけど、大丈夫だよ?」
なんだよ、あんのかよ…!
けどまぁ、昨日と比べれば平気なんだろうな
「分かった、けど、無理すんなよ?」と言うと
「ふふっ、ありがとう」
なんだろう、スゲー眩しく見えるんだよな。
「コンビニ行く?」と聞いた。
昨日のでほとんど使っただろ?
「いいの?」
寂しいくせに、それを言うのか?
「温かい格好でな?」と言うと
「ふふっ、うん!」
嬉しそうだな。 コンビニ行くだけなのに。
とりあえず、おにぎりと温かいものを買った。
流石に朝だから手は繋げない。
人はさっきよりも少なかった。
なら、バレないかもなと思いそっと潤の指を俺の指に絡ませて、恋人繋ぎをして、コートのポケットにそっとしまう。
潤はピクッとしたからダメ?と目で訴えると
握ってた手がぎゅっとなったからそのまま家に向かった。
家に入って玄関から歩いてリビングにつけば抱きついてきてきた。 まだ、熱の影響はあるだろうな。 撮影平気なのか?
「食べよっか?」
そろそろ出る時間に近くなってきたしな…!
頷いたから食べ始める。
ふーふーしながら食べる潤が可愛いな。
あまり熱いの普段食べないからな。
今日は俺は夜だからな…!
潤の迎えには早くても日付変わるギリギリだろうな。
「近くまで送っていこうか?」
暇だし、潤が少しでも頑張れるように。
「大丈夫だよ、そのぐらい一人で行けるよ?」
仕事だからって思ってるのか?
「また熱振り返したらどうするの?今日は寒いし、送るよ」 ダメ? 心配だからさ…!
「んー、お願いできる?」と言ってぎゅっと抱きついてきた。
「お安いご用。」
そう言って潤の頬を触ってチュッとする。
「しょおくん、もっと…!」
可愛いおねだりだな。
「いいよ、何度でもしてあげる」
止まんなくなるかもよ? それを覚悟してる?
何度もチュッとして舌を絡める。
「んんっ…!」
熱い瞳で俺を捉えている。俺は瞳を閉じてるのにここまで感じるとは相当なオーラなのか、目力なんだな。 こんまんま押し倒して愛したいけど、まだ微熱は残ってる。
仕事の時間までのタイムリミットまで一回できるかできないかだ。
「んっ、んんっ…!」
潤の口内はいつもよりも熱いぞ。
熱上がってきたか?
「じゅん…!」
一回唇を離して
「大丈夫?」
熱上がってない?
「平気だよ?」
本人はニコニコしてる。
本当にそこに嘘はないのか…!?
「熱上がってるみたいだけど…!」と言うと
「しょおくんが触れてるから熱いだけだよ?」
そう言ってチュッとしたその時に潤の携帯が鳴ってる。
潤は少し怒りながら出た。
「え? いきなり? 分かった、向かう。」
そう言って電話を切った。
そのあとしょぼんとした顔で
「撮影が少し早くなった。 今から出ないと間に合わないから、お願いできる?」
俺は構わないけど、その分撮影は長そうだからな。 薬と温かいお茶、のど飴も必要?
カイロは沢山だな。 これ以上悪化したら潤は多分撮影出来なくなる。
「了解、先、行ってて?」
用意するものあるからな。
「ん、すぐ来てね?」
分かってくれたみたいで先いったから俺は薬とカイロを用意して家を出て急いでコンビニに向かった。 温かいお茶見つけて買って車に乗る
「はい、苦しかったらちゃんと飲めよ?」
そう言って薬と温かいお茶を潤に渡した。
「わぁ~、ありがとう!」
おいおい、キラキラしすぎ…!
それからすぐに発車させ、目的地の近くまで来たけど、時間は道路が空いてて余ってる。
さて、ここではどうしてあげたら正解だろうか? ぎゅっと抱き締めることは後ろに行かないとできないし、あまり話すことさえできない。