Side J
撮影は順調に進んでそんな1日が多いけど、楽しい日々でもあった。
毎日は流石に会えてない。
深夜近くまで撮影があったり、場所が遠かったりするし。
今日はしょおくんの家に行けそうだから帰ろうと思ったとき旬と真央ちゃんが来て
「このあと、全員で飲みに行く予定だけど、どう?」ときいてきた。
えっと、早く帰りたいんだけど…!
でも、明日も同じようなことになりそうだから…!
「少しなら参加できるよ」と言うと
「ほんとに? 良かった、久し振りに全員だね」と言って真央ちゃんは喜んでる。
抜けすぎなのかな?
確かに、誘いを断ってる方が多いかも。
ついたのはお寿司屋さんだった。
しょおくんにメールを打つと
「楽しんでおいで? せっかく誘われたんだから」と来る。
ほんとは、そんなふうに言ってほしくない。
俺は、しょおくんが寂しそうにしてるのが一番嫌だ。 帰ってきてほしいって来たらすぐ帰ってくるよ?
お寿司は程々に頼んで、お酒飲まないで帰ろうとすると
「もう帰るの?」と聞いてきた。
「少しだけって言ったじゃん」と言うと
「続編になったら急に集まる回数減ってない?」と真央ちゃんが言った。
いつもは俺から誘ってたときが多いからな。
「ごめんね、お会計は先に払っとくから」と言って離れた。
タクシー呼んで、乗ってる間に考えた。
はぁ…! 考えても浮かばない
しょおくんの家についてインターホン押すと
「早かったね、お疲れさま」と言って荷物を持ってくれた。
「しょおくんっ」
ぎゅっと抱きついた。
ここが何処とかどうでもいい。
しょおくんがいる。
しょおくんが欲しい。
しょおくんとの時間が早くしないと減っちゃう
しょおくんの唇に噛みつくようにキスをした。
そして、舌を絡ませる。
「んんっ…! じゅん、ここじゃあ…!」と言ってぎゅっと抱き締められ、手を握ってくれた。
速攻ベットへ行き、服を互いに脱がせキスをする。
「じゅん、今日はどうしたの?」と聞かれた。
あれ? こういうの嫌?
「しょおくんが、欲しかったんだもん、早く会いたかったんだもん」と言うと
「本当にそれだけ? 何かあった?」と聞かれた。
あったことはあったけど、しょおくんを困らせちゃう。
「ねー、言ってみて? 何でも言ってほしい」
ぎゅっと抱き締めなれながら言われた。
「あのね、旬が誘ってきたんだ、嬉しいけど、しょおくん、クリスマスは仕事でしょ? だから、少しでも前の日と、前の日に過ごせたらなって思ってて…! 最近、断ってるばっかりかと思って少しだけ参加することにしたんだ」
「うん、それは潤がメール送ってくれたでしょ?飲みに行ってくるって、何かあった?」と俺をぎゅっと抱き締めて胸の尖った部分を触ってる。
「んっ、で、お寿司屋さんだったから食べたいもの食べて、お酒は飲むのやめて帰ろうとしたら旬が 「もう帰るの?」って言われちゃって…!」
「なるほどね、潤が言いたいことは何となく分かった。 じゃあこの日は空いてるから絶対に飲も?とかって言ったらいいんじゃないかな。
潤も潤だよ、俺は、潤がそんなふうに言われてることは嫌だよ? 俺のために思ってくれることは嬉しいけど、リラックスしてきていいんだよ?」と言ってきた。
分かってる。
俺のためにそう言ってくれてるのは…!
しょおくんは俺との時間どう思ってるの?
「しょおくんは俺といたくないの?」と聞くと
「そんなことないし、なんでそうなるの?」と聞いてきた。
「旬との時間も大切だけど、しょおくんといる時間が一番好きで、一番楽しくて、一番に会いたいのに…! なんで、そうやって優しくするの?」
俺は、しょおくんといたいの。
「は? それは俺も同じだよ、なんで怒ってんの?」
「しょおくんは、寂しくないのかよ!」
思わず怒ると
「はぁ…! そりゃ寂しいよ? 仕方ないじゃん、仕事なんだから、そういう仕事を俺たちは選んだんだから。」
なんでそうなるの? もっと、束縛したっていいのに…!
「なんで、溜め息つくの? そんなに俺と話すの疲れる? ごめんね、今日は自分の家に帰るよ」と言って脱いでた服を着てしょおくんの家をさっさと出てった。
もぉ、しょおくんのバカ。
家に着いてベットにダイブした。
なんで? なんで? 分かんないよ。
寂しいなら、もっと束縛してよ。
俺は、しょおくんがいればいいんだから。
時計を確認すると夜中だった。
慌ててお風呂に入って髪の毛を乾かした。
明日は、撮影が朝早くからじゃないけど終わるものも夕方に終わる。
ベットに入るとつい、しょおくんの分を開けちゃう。
しょおくんがいつもいるベットの上をふと見るとしょおくんから貰った香水があった。
それを取ってつけた。
俺も悪かったって思ってる。
けど、今更あんなふうに怒っちゃって、しょおくんになんて謝ったらいいのか分かんない。
色々と考え事してたらだんだんイライラに変わってしょおくんの香水を思いっきり投げて割ってしまった。
もう、自分でも訳分かんなくなってきた。
とりあえず掃除してベットに戻った。
せっかく大切なものだったのに、とうして割っちゃったんだろう。
ごめんなさい。
「しょおくんなんか…! しょおくんがいなくたって…!」
無理、嫌いにもなれない。
いないんじゃ凄く寂しい。
こんな自分が嫌だよ…!
とりあえず明日も撮影あるし、寝る。
お休みなさい、しょおくん。
ずっとずっと、何があっても好き。
ごめんね、あんなふうに怒っちゃって
それからなかなか寝れないかと思ったけどすぐ眠気が急にきたから寝れた。
ーーー
朝になって起きるとギリギリな時間だったから慌てて食べて支度した。
それから、現場へついた。
「おはよう、めっちゃ眠そうな顔してるな」と言ってきた。 マジか。
「そう?」と聞くと
「間違えかいようにな」と言ってきたから
「間違えねぇよ。」
仕事はしっかりとやらなきゃ。
結果は予定通り終わって旬には明日、飲もう?と言って帰った。
ドアを開けるとあれ? 俺、閉め忘れた?
いやいや、そんなはずないと思った。
入ると 「おかえり、お疲れさま」と言ってぎゅっとしてきた。
なんで・・・、しょおくんが… いるの?
「ふふっ、ほら、クリスマスイヴだろ?」と言ってきた。
「しょおくん、ごめんなさ~い!」
そう言ってぎゅっと抱きついた。