Side J
しょおくんと付き合ってから初めて夜が一緒じゃない日があった。
旬と飲みに行く予定だったけどきたら、旬の友達が何人もいた。
知らない人ではない。 けど、俺とは共演したことない人だらけだった。
でも、気が合うのか思ったよりもみんなで話せたと思う。
帰ったらしょおくんからのメールだった。
会えないからメールくれたのがすごく嬉しい。
少しだけ安心できた。
けど、寝るとき寂しく感じた。
隣にしょおくんがいない。
温もりがない。
あ、枕、片付けてなかった。
片付けようと思ったけど、そこにしょおくんのにおいがした。
だから片付けることなんてできなかった。
その枕をぎゅっと抱き締めた。
「しょおくん…!」
いないのに呼んでしまう。
明日は一緒。
そして七夕。
良いことがおきるといいな。
大人しくしよう。
早く明日になって欲しくて眠り始めた。
朝になって目覚めた。
しょおくん、ちゃんと朝ごはん食べてるかな
それは後で聞けるか…!
時間になったからチケット貰って席に着くとしょおくんと隣だった。
嬉しかったけど、あまり話せないよねって思ってると話しかけてくれたから俺も少しずつ昨日のこと話した。
リハーサルは順調に終わり、ホテルへと行った
しょおくんのメール見ると部屋はそんなに遠くないんだって思ってしょおくんの部屋に行くことにした。
しょおくんの部屋からは窓が大きくて景色が見やすい。
星がきれいでここに二人きりでいられるなんて凄いことだよねって思う。
綺麗って思ってると良かったなって言われた。
会えたんだもんねって言うとしょおくんは俺をじっと見た。
そしたら俺のこと姫って呼んできた。
姫って…! 七夕だからなの?
普通は嫌なはずなのに、全然嫌じゃない。
なぜかしょおくんに呼んでもらえると自分が姫でいるような気分になる。
しょおくんは彦だよね。
カッコいいもん。
俺を魅了させ、みんなを魅了させちゃう。
でも、今は俺のもの。
俺が姫なら今日は沢山愛されたい。
愛して欲しい。
1つになりたい。
そんな思いに溢れた。
ゆっくりと愛されていく。
優しく優しく甘く甘く。
キスもいつもよりすごく優しくて甘くて蕩けさせてくれる。
熱いよ。
しょおくんの吐息もいつも以上に熱い。
「姫…!好きだよ、愛してる」
いつも以上に心に響く。
もっともっと言って?
それだけで嬉しいから。
「姫も、好きです、彦を愛してます」
優しく甘くなんて自分からするのは分かんないけど、優しくキスした。
「じゅん…! 好きっ、好きだよ」
何度も何度も伝えてくれる。
だんだん激しくはなるけど好きな気持ちが大きくなる。
「好きっ、大好きっ」
今日はまだこれでも一回も出してない。
甘いから深く深く繋がるだけなんだ。
だけど、いつかは出さないといけない。
いい感じになったとき、お互いに放った。
こんなに甘くてこんなに幸せなのは初めてだよ。 ありがとう、大好きだよ。