Side S 

潤はずっと悩んでたんだな。
でも、俺は嬉しいしかない。
頼ってくれてるってことだし…!
けど、潤は大人になったのかも。
そりゃ大人だけど、まだまだ成長してるって感じ。

潤が決めたことなら俺は応援したい。
ただ、前みたいになられるのは困る。
でも、潤は多分、前みたいには戻らない。
今は凄く楽しそうにしてる。

今日も朝から沢山愛して沢山愛されてそんな日常が毎日じゃないからこそ大切。

そう言えばもうすぐ七夕。
その日はリハーサル全員でだもんな。
その前も全員だし、その前は俺が忙しくなる。

でも、七夕ぐらい、例え、忙しくても時間を作りたい。

「ね、明日さ、俺、多分遅くなるからさ明日は好きなようにしてていいよ」と言った。
本当は離したくない。
けど、最近、俺のせいで潤の友達が付き合い悪いとか言われてたらって思うし、潤の負担を考えると計算的にその時間には帰ってこれない。

「分かった、好きなようにしていいってことは何してもいいってことでしょ?」と言ってきた

え?と思うと

「ふふっ、しょおくんの家で待ってようかなって、あ、でも、友達に誘われたら、そっちになっちゃうかも」と言ってきた。

俺の家にいてくれるの?

「分かった、明日は万が一無理でも、七夕は一緒に過ごそう?」と聞くと

「うん、俺も、しょおくんといたい」と言ってきた。

良かった。 ほんと、間近だから時間が少ないかもだけど、一緒にいるだけでもいいんだ。

そして朝御飯は健康的な感じで沢山食べて潤と話ながらも仕度して…!


飛行機の中では潤とはずっと手を繋ぎながら話していた。
寝てもいいよ?と言っても

「眠くないよ」と言って笑った。

俺も眠くはなくて時折景色を見ながらもこの時間が温かく感じた。

ついたのを確認してスムーズに向かった。

何度か確認して俺も躍りや歌詞を確認しながらも潤の様子をみてた。
潤が俺の方を見てるときもあって、しっかりと感想いってくれてお前の方が忙しいのによく見てるななんて思った。

明日は俺は行けないから四人でのリハーサル。
また違ったのが見えるかもしれないな。

今日も潤の予定より早く終わったらしい。
そして、一緒に帰る。
そんなこと、今まで二人きりでなんてないからスゲー嬉しい。

帰ったら潤が「沢山ちょうだい? しょおくんのが欲しい」と言ってきたから

「いいよ、要らないって言うまであげる」と言うと

「要らないなんてないよ、しょおくんの全部欲しい」と言って笑った。

今日も沢山愛して沢山愛され、スゲー幸せ。

今日の夕飯はカレーにすることになった。

潤が肉を切ってる間、俺は人参を任された。

輪切りにして、そのあと型をとるらしい。

ちょっと薄いかって思ってると

「大丈夫だよ」と言ってくれたからこのぐらいかって思いながら切った。

型は色んな形があった。 潤と1つずつ丁寧に型を取ってうまくできたなって思ってると

「じゃがいも切ってくれる?」と聞かれたから潤の言ってた大きさで切った。
大きさは俺てきには上手く出来たと思うけど潤から見るとそうでもないのかって思うと玉ねぎを切り終わった潤は

「ふふっ、上手だよ」
俺、スゲー子供ぽい気がする。
潤がお母さんな感じ。

作ることは嫌いじゃないけど、上手く出来ないから嫌になる。

潤といると別に下手だとしても、潤はニコニコしてるから少しだけ自信が持てる。

カレーが出来上がった。

「しょおくんって料理できるんじゃん」って言ってきた。

いやいや、できねぇよ?

「なんで?」と聞くと

「しょおくんが下手だなんてそもそも思ったことないもん、それに説明見れば出来そうな感じだよ」と言ってきた。

絶対、潤以外が見たら下手くそだなって思われるだろうな。

根本的に潤は違うよな。