「翔さん…!」
瞳が開けたからしっかりと見てみた。
カッコいいね。
「熱、なそうだね、良かった。」と言って抱き締められた。
あっ!// ドキドキが、聞こえちゃうでしょ…!
「ありがとう、ぐっすり寝れたよ…!」と言うと
「ふふっ、それは良かった。 夜になったな。 俺のバイト先、連れてってあげる」と言われた。
「え? あ、翔さん、バイトしてるもんね…! 飲食店?」と聞くと
「ふふ、まぁな。 レストランだけどな」と言ってる。
レストラン…! 連れてってくれるの?
「連れてって?」と言うと驚かれた。
あ、もう、だから、なんで驚くの?
「りょーかい、寒いからしっかりと防寒対策しろよ? 俺は一回自宅に戻るから仕度終わったら俺の家来てね?」と言われた。
そして、翔さんは行ってしまった。
やっぱり、寂しい。
「ムーンたちは?」と言うと
「お留守番でいいわ、なにか見つけたら勝手に出るからベランダの鍵は閉めないでね?」と言われた。
「ふふ、了解」と言うと
「翔が好きなのは自分にないものがあるからだよ、答えはね?」と言ってきた。
「ふふっ、ありがとう」と言うと
「まぁ、翔も頑張ってるね、そろそろエレルギー切れるね」とサーンが言った。
「え? もう、僕のせい?」と言うと二人とも頷いた。
「ふぅ…! わかった。行ってくるね?」と行って出た。
下に向かって翔さんの家にピンポンを押すと
「遅いよ! 行こう?」と言ってきた。
遅いって…!
「何でいくの?」と言うと
「んー、自転車だな」と言ってきた。
自転車…!
「僕の壊れてるんだけど…!」と言うと
「マジか、いいよ、捕まって?」と言われた。
え? 二人乗り?
「危ないじゃん!」と言うと少し悲しそうな顔された。
「俺、信用出来ない?」と言ってきた。
え? それは違う…!
「そんなわけないよ! 翔さんのことは信じてるよ?」と言った。
そのあと僕は、深呼吸して
「捕まればいいんだよね?」と言うと頷いたから
翔さんにしっかり捕まった。
少し怖さはあるけど、翔さんを信じてるから少し楽しさもあった。
「はい、ついたよ、行こう?」と言ってきたから
「うん」と行って一緒に向かう。
「いらっしゃいませ」と少しお偉いさんかな?が出迎えた。
「あ、翔くんじゃん!」と言ってフニャッと笑ってる。
「今日はお客だよ? もう一人いるじゃん?」と言ってる。
「んふふ、そうみたいだね、二人でゆっくりしたいでしょ? 個室へ案内するね?」と言われた。
え? 二人しかいないのに
「そんな、気を使わなくても…!」と言うと
「いいの、空いてるから」と言って案内された。
そこからは二人っきり。
家の時よりもドキドキが激しい。
どうしよう…!
「此処の、おすすめは?」と聞くと
「しゃぶしゃぶだな」と言ってきた。
しゃぶしゃぶってなんだろう?
「しゃぶしゃぶって?」と聞くと
「美味しいから頼も!」と言ってきた。
しゃぶしゃぶが届くと美味しそうな感じがした。
翔さんのやり方を見て、僕もやり始めた。
食べてみたらとても美味しかった。
「どう?」と聞かれたら
「美味しい」と言うと
「どんどん食べな?」と言われて沢山食べちゃった…!
それから会計に行くとさっきの人だった。
「また、おいで?」と、最後に言われた。
ふふ、嬉しい。
とても楽しかったなと思った。
それからまた自転車に捕まる。
帰りはすっかり暗いからか少しゆっくりめに走ってくれた。
「翔さん、もう少しスピード上げてもいいよ?」と言うと
「少しあげるね? けど、月がよくみえる場所に行くよ?」と言われた。
いいの? すごく嬉しい。
つくと満月がよくみえる。
月を見ると自分に勇気や力を与えてくれそうなんだ。
「綺麗だな」と言ってきた。
翔さんも月が好き?
「そうだね」と言って翔さんに寄りかかった。
するともっとグッと引っ張られた。
「じゅん…! 本当に好きだよ、じゅんは好きじゃない?」と聞かれた。
あっ! 少し泣いてる。
翔さん、ちゃんと言うね…!
「翔さん、好きだよ」と言って自分からそっとキスをした。
ふふっ、可愛い。
翔さん、思いっきり泣いちゃってる。