Side S 

ふふ、可愛い。

どこ行こうかずっと迷ってたからつい、決めてないと言っちゃって…!

そしたら一瞬、落ち込まれたけど…!

一緒に決めよう?と言うと凄く喜んでて…!

「どこにする?」と言って、可愛く首を傾げている。

「翔さん、聞いてる?」と少しムッとしてる表情でこっちを見てきた。

「ふふっ、聞いてるよ?」と言うと

「なんで笑うの?」と頬を膨らましてる。

そんな潤がね…! 好きだからだよ…!

「可愛いから」と言うと

「もぅ…! ちゃんと決めよう?//」と照れながら言ってきた。

「ふふ、ん、じゃあ潤は、キャンプ好き?」と聞いた。

「キャンプ? 行ったことないから行ってみたい!」と言われた。


「ふふ、けど、どのぐらい滞在するかによって荷物変わるよ?」と言うと


「んー、明日の昼頃へんから出掛けて、夜は向こうで過ごしたいかな…!」と言ってきたから

「だよね、じゃあ景色がいいところ、探そっか?」と言うと

「ふふ、うん」と言ったから検索してみた。

んー、遠すぎると帰りが大変だからと思って…

奥多摩のキャンプ場に決めた。

「ありがとう、楽しみだよ!」と喜んでいる。

「俺もだよ」と言うとぎゅっと抱きついてきた。

「今夜は俺の家にしよう? テント、大きいのがいいでしょ?」と言うと

「んー、確かに…!」と言ってきたから俺の家へと向かった。

ーーー 

そして、明日に向けての準備が始まる。

必要な物は全部そばにおいて…!

足りないものは特になかったから買い物に出掛けることはなかった。

「ふふ、凄いね!」と言ってきたから

「まぁねー、喜んでもらえて良かった」と言うと

「ふふ、旅行みたいじゃん?」と言ってきた。

確かにそうだね…! 初めてだよね…!

遠くに出掛けるのは…!

楽しみにしてていいよ?

幸せの形ってどうなんだろうと思うけど…!

形にこだわるんじゃなく、

今の幸せをそのまま突っ走ればいいのかなと思い始めた。