それからは毎日来るようになった。
楽しく遊んで…! 潜ったり、砂でお城作ったりした。
夏がおわるころ
「僕、東京に帰らないと…!」と言われた。
ここは神奈川。 まぁ俺も東京に帰らないといけないから
「俺も東京帰るから、一緒に帰ろ?」と言うと
「うん!」と笑顔が戻った。
俺たちは偶然同じ区の同じ学校だった。
「じゅん、この学校から近いの?」と、聞けば
「うん!」と言ってじゅんを送る。
じゅんの家は一軒家だった。
あれ…? ここは見たことある道…!
え?この道は俺の家がある。
「じゅん、連絡先交換しよ?」と言って交換する。
「翔くん、学校でも会える?」と聞いてきた。
「ふふ、勿論! 俺、じゅんの家の近くに住んでるしな!」と言うと
「ふふ、偶然が沢山だね」と嬉しそうだ。
正確に言うと俺の家は独り暮らし。
だから…!
「今度、泊まりにこいよ!」と言ってじゅんと、別れた。
そして学校で何回も会うことになり、俺は今年で卒業だ。
その幸せは続くと思ってたが初めての喧嘩で家出だ。
じゅん、俺はじゅんのことが好きなだけなんだと思い、じゅんの香りのする、洋服を抱き締めた。