とある夜…
その日は朝からずっと雨、
本当は22時で閉店だったのが
閉店間際に来店された女性が
なぜか大将に人生相談をし始めて
まったく終わりそうになかったので
そのまま掃除もさせてもらって
女性が気が済むまで
話に付き合うということで
大将を置いて先に帰ったときのこと
雨が降っているからって
「雨が降る」を歌ったりは…
してたんだけれども(笑)
1時間も遅くなって
身体も重くて
早く帰りたかったけど
足も重いから
ぼぉーっとしながら
とぼとぼ、とぼとぼ歩く
♪~ 雨が降る 虹を待つ 君の空へ ~♪
…
大将にもらったパチンコ屋さんの
お安い傘はちょっと小さくて
傘にあたる雨粒の音は
ボタボタボタッてすごい響いてる
もう23時すぎ、
帰り道の家はどこも明かりが消えてて
ただ雨の音だけが響いてる
こんなにゆっくり音を聴いたのも
久々だなぁ~
なんて傘を見上げてから
ふと足元を見たら
足を止めたすぐ先に
黄色くてまぁるくて
美味しい果実がっ!
「みかん!」
まわりには何も落ちて無くて
ただそこにだけ、みかん。
えっ、なに?
これは…あれか…?
「 みかんの木さんからのプレゼント!?」
すぐそばには立派に実った
みかんがいくつも付いてる
みかんの木が。
…
誰かの家の敷地内だけど (´Д` )
でも私の足のすぐ先に落ちてるのは
道!
…
( みかんを見つめる )
…
( みかんの木を見上げる )
…
( まわりを確認っ )
…
…
「 いただいていきますっ 」
m(_ _)m
まだ食べてはいないけれど(笑)
なんとこないだの雨の日にも
またみかんが1つ!!
「 どうもすみませんっ 」
m(_ _)m
お疲れ~とでも言ってくれてるよーな
雨の重みで落ちただけのよーな
まあとにかく
なにやら疲れた顔も
笑顔になってしまう出来事でした♪
ああ、耳付きのフードがほしい…

















