こんにちは。名セリフで人生を変えよう!ぶぶ子です。

今日は昨日に引き続き、今年の新春に放送された「緊急取調室特別招集2022」

より、チョイスした名セリフです。

 

「嬉しいですか?私がうまくいかなくて」(比嘉愛未さん演じる刑事役 生駒のセリフ)

 

ネタバレあり

この回より緊急取調室のメンバーに加わった生駒刑事(比嘉愛未さん)は

はじめから先輩刑事の真壁(天海祐希さん)のやり方が気に入らない。

 

自分ならもっと被疑者を罪を認める事に導ける、と自信もあった。

しかし、被疑者しおり(菜々緒さん)に心を閉ざされ、

取調室を途中で退室する。

そんな生駒刑事に対して

「もうあきらめるの?」と真壁(天海祐希さん)は言い放つ。

 

生駒刑事がその時発した言葉が

「嬉しいですか?私がうまくいかなくて」と

顔を引きつらせて真壁に言う。

 

ぶぶ子の考察

 

うーん、これは私が何十年も生きてきて

人間関係のトラブルには欠かせないパターンです。

 

人は自分の失敗を喜ぶやつには

怒りを容赦なくぶつけます。

 

例えば「なんとなくこの人、気に入らない」って人間いますよね?

 

そんな相手が一番喜ぶ事、

それは自分の失敗です、自分の不幸です。

 

喜んでいるんだろうな、という面白くない感情を

別の理由を探して、人は感情をぶつけます。

 

保育士の時、相性が合わないAさんとBさんがいました。

 

お互い、いつもけん制し合い、一触即発な感じ。

 

職員会議もAさんは必ずBさんの意見を、

BさんはAさんの意見を反対する。

お互い、その事に気づいていなかったかも知れませんがびっくり

 

そんな空気が流れていました。

 

ある時Aさんがミスをして園長に、すごく怒られる事がありました。

 

その時

 

AさんのBさんに対する悪口が何倍にもなりました。

「Bさんは自分のクラスや自分が認められる事しか考えていない。

Bさんはえこひいきがある。」等々。

 

そして最後に

「今回の私のミスをBさんはいい気味って思っているに違いない」

という本音を明かしたのです。

 

これはひとつのエピソードですが、

女性の組織の中でほとんどと言っていいほど

起こる事です。

一つの行事を成功させなけらばいけないのに、

感情と感情がぶつかり合って

仕事が増えるなんて事は

日常茶飯事です。

 

あなたの周りでも

「なぜ、こんなにあの人の悪口を言うのかな?」

と思う事があったら冷静に観察すると、

 

「この人自身がうまくいってないんだな。うまくいっていない事のイライラを

嫌いな人の存在にぶつけたいだけなんだな」

 

と気づく時があります。

 

これがママ友の関係となるとお互いの子供の事が

絡んでくるので、ある意味ややこしく根深いものになります。

 

嫌いな人の子供が評価されたりすると

嫌いな人とその子供への悪口が一気に増えます。

 

 

話をドラマに戻すと

 

すごすごと取り調べの途中で退散してきた生駒刑事に

真壁刑事(天海祐希さん)は

「もっとねばって。-中略-導こうなんて上から目線じゃ通じない。

一対一の格闘技のつもりでもっと食らいつかなきゃ」

と檄を飛ばします。

 

私はよく思います。

 

自分も含めて人間関係の中で

耳に痛い事を言われた時、

それも嫌いな人に言われた時、

 

自分の面白くない感情を畳んで

言われた内容だけをそのまま理解できたなら、

なんて自分を高める近道になるんだろう。

 

面白くない感情を優先して

ただひたすら文句を言ったら

なんて成長できない自分になるんだろう、と。

 

偉そうに上から目線で言っていますが、

私も散々、成長できない受け取り方をして

人の足を引っ張る悪口を言ってきました滝汗

 

ひとつ、足すならば今回の名セリフは

あまり現実では使われないとも思っています。

 

「嬉しいですか?私がうまくいかなくて」

 

中々言える言葉ではありませんよねてへぺろ

今回のこのセリフは使う場面がない事を祈ります。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

では次回も名セリフで人生を変えましょう!