こんにちは。名セリフで人生を変えよう!ぶぶ子です。

今日は、

今年の新春に特別編として放送された「緊急取調室2022」から選んだ名セリフです。

 

今日の名セリフ

 

「あなた、私の事バカにしてるでしょ?あなたとは喋りたくない」(被疑者役 菜々緒さん)

 

ネタばれあり

あるエリート一家の物置から遺体が発見された。

緊急取調室のメンバーはエリート一家に事情聴取を試みるが、

住み込みの家政婦(菜々緒さん)をはじめ、未解決の8億円強奪事件も

絡み、エリート家族全てが謎めいていた。

 

重要なポジションの家政婦(菜々緒さん)は被疑者(犯罪を疑われている人)であり

緊急取調室の新メンバー、負けず嫌い、自信家の生駒亜美(比嘉愛未さん)が取り調べを

行うことになった。

 

経験豊富な真壁(天海祐希さん)のやり方に

真っ向から異論を唱える生駒亜美(比嘉愛未さん)は、

真壁(天海祐希さん)とは違うやり方で

「被疑者を正しい人生に導く」と意気揚々と

取り調べを始める。

 

しかし、被疑者(菜々緒さん)との会話が始まると、

突然、被疑者(菜々緒さん)から「あなたとは喋りたくない、黙秘します」

と心を閉ざされ、生駒亜美(比嘉愛未さん)はショックを受け、

取り調べ室から退出する。

 

 

 

ぶぶ子の考察

 

菜々緒さん演じる女性は

過去に夜のショーダンサーという

仕事をしていました。

 

社会的に見下される事がコンプレックスになっていました。

 

そんな彼女に取り調べとして、生駒は自信満々に正論をぶつけます。

 

「あなたは女性としてやり直せる」など

生駒にとっては完璧な取り調べだったのでしょう。

 

でも、被疑者にとっては

その正論は不快でしかなかったのです。

 

なぜなら、被疑者は生駒が自分をバカにしている、

見下している、と感じたからです。

 

このセリフのポイントは

被疑者から刑事への言葉でありながら、

「あなたには話さない」

ではなく

あなたとは喋りたくない

 

これ以上の絶縁状を突き付ける言葉はないでしょう。

 

罪を認める、とか

認めないとか

そんなレベルではありません。

 

人としてあなたとは喋りたくない、と。

 

 

親と子の関係においても、

これは気をつけなければいけません。

 

親は不完全な生き物だから

感情に任せて口をついて出てしまう言葉があります。

 

私の母は

「私は母(私から見たら祖母)から

愛された記憶がない、

5人の子供の中で私は一番いらない子だった」

という言葉が口癖でした。

 

そして母が一番、根に持っていた言葉は

祖母がお客さんに

「今みたいに中絶できる時代だったら

私はあの子は下していた」

と言っていた事です。

 

この言葉は長年、母を傷つけていました。

 

でも、言った本人は(祖母)は

覚えていなかった、と思うのです。

 

言った本人は言葉には無責任なものです。

 

親は余裕がなくなると

子どもに容赦ない言葉を浴びせる事があります。

 

私もたくさん失敗してきました。

 

一度、口から出した言葉は

なかった事にはできません。

 

今回のセリフの本質、「見下す」「バカにする」

と子供への言葉は違うように感じる人も

いるかも知れませんが、

 

子供への暴言は、親自身が

認めないとずっと続く言葉の虐待になります。

 

親は心のどこかで

子供に言う言葉を正当化し、

言っても子供は自分を好きでいてくれる、

 

と思っていないでしょうか?

 

私がそうだったからよくわかります。

 

でも子供は自分の所有物ではないし、

大人になった時、しっかりと反撃してくれますよガーン

 

心のフィルターをかけず、言いたい事をすぐに

言葉にしてしまっているなら、今日からやめましょう。

 

相手に畏敬の念を持つ事に手を抜くと

 

「あなた、私の事バカにしてるでしょ?あなたとは喋りたくない」

 

と言われないように、

言葉は一回考えてから口に出すようにしましょう。

 

私のような後悔はして欲しくありません。

 

また、名セリフを一緒に共感しましょうビックリマーク

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。