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3人の男の子を育てた元主婦発信、
子供のタイプを知るシリーズ⑭
「落ち着きのない子」です。
結論「落ち着きのない子には、じっとしている時間を測れ」です。
なぜなら、子供がじっとしている時間を測り、
親から認めてもらう事が出来たら
子供の喜びになるからです。
順を追ってお話しします。
目次
1、落ち着きのない子の特徴
2、落ち着きのない子の問題点
3、落ち着きのない子に気をつける事
4、参考例
5、結論
1、落ち着きのない子の特徴
○園や学校で一定時間座っていられない子。
○外出先でじっとしていられないからいつも怒られる
一言で落ち着きのない子、と言っても
元々子供は大人のように
じっとしていられる生き物ではありません。
しかし、度を超え座っていられない子、
じっとしていられない子はいます。
様々な要因がある場合もありますが、
今日は保護者が我が子が落ち着きがない、
と判断して、どう接したらいいか分からない場合、
という前提でお話しします。
2、落ち着きのない子の問題点
○外出した際、保護者にとって外食や買い物もままならない。
○先生、担任から苦情を言われる。
○学校が始まると勉強がわからなくなる。
(授業中じっとしていないという事は授業に集中できていないから)
3、落ち着きのない子に気をつける事
○落ち着きのない子に
「じっとしていなさい」
「座っていなさい」と言わない。
なぜなら、
言ってもじっとしていないし、
座らないから。
4、参考例
○6歳位までは、動きまわっていたら
時々捕まえて抱きしめましょう。
「忙しそうだね」って声かけしましょう。
○毎日の生活の中で、
子供が落ち着いている時を観察してみる。
その子のじっとしていられる時間の最大時間を観察する。
それがわかったら、
その時間より少な目にじっとする時間を決めて、
目標を作っていく。
例えば外食に行くなら、
子供が遊べるスペースが有る所を選び、
出来れば前日から
「明日、ごはんを食べに行くけど、
15分は椅子に座っていられる?」と聞く。
(食事の時間はいれない)
子供の目を見て親は真剣に話す事がポイントです。
「15分、座っていてくれたら、お母さん、
すごく幸せになるんだけど」と付け加える。
当日、目の前で時間を測る。
15分測って座っていられたら「いい子だね」ではなく
「座っていてくれてありがとう」という。
これを根気強く続ける。
結論落ち着きがない子は、
運動身体能力が高いとも言えます。
まずは長時間、座っていなさい、
といわれても無理な事を保護者が理解しましょう。
「今日は15分座れたね」とか
「今日は20分座ってくれたから、
お母さん、ごはんを美味しく食べられたなー」など
自分がじっとしているだけで、
お母さんが喜んでくれる、と、感じてくれたら、
それで OK。
じっとしていられない子供が一番気になるのは
勉強がわからなくなる事です。
小学校に上がって授業の間は座っていられるように
なる事を保護者は諦めず、目指しましょう。