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 今日は「子供のタイプを知る⑬
弟妹にやきもちをやく子です。びっくり

 結論 
妹弟にやきもちをやく子は妹弟よりかわいがる」 
です。 ウインク
順を追ってお話しします。

目次
 1、妹弟にやきもちをやく子の特徴 
2、妹弟にやきもちをやく子の問題点 
3、妹弟にやきもちをやく子への気をつける事 
4、結論、参考例 



 1、妹弟にやきもちをやく子の特徴 
○妹弟に意地悪をする。 
○大人が見ていない所で、妹弟をつねったり、
 ぶったりする事がある。

 2、妹弟にやきもちをやく子の問題点 
○親から怒られる場面が増える。
 一番多いのが「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから優しくしなさい。」と言ってしまいがちですが、
子供にとってお兄ちゃん(お姉ちゃん)だから、と言われれば言われるほど、
妹弟が嫌いになります。 
兄、姉という立場が嫌いになります。

○目が離せなくなる。(大人のいない所でやるので) 


3、妹弟にやきもちをやく子への気をつける事 
○意地悪を見つけても
意地悪してはだめ」と
言ってはいけない。 

 なぜなら …。

 4、結論、参考例 

 子供は感情のおもむくままの行動を
しているだけなので、 
意地悪をしている意識がありません。
 ですから、
大人が「あなたがしている事は意地悪」
言わなければ 
子供は
自分が意地悪をしている事に気づきません。 
 子供の時はなるべくネガティブな言葉で 
「僕(私)は意地悪をしたのだ」
決めつけない方がいいと思います。 
なぜなら、
意地悪という概念がその子に入れば入るほど「意地悪」な子になる選択肢が増えるから。

悪いのは、「意地悪したい」という気持ちが悪いのではなく、「意地悪」という気持ちと向き合わず、 
自分のした「意地悪」を正当化する事です。 
 これを学ぶには子供の時では
早すぎます。 
 生まれて初めて妹弟の出現で意地悪したい、
という感情を味わう、
これは素晴らしい事だと思います。
 参考例としては 
妹弟に意地悪をした現場を見ても 

逆の意味の言葉を言う。 
「お兄ちゃん、○○ちゃん(妹弟)、何かやってはダメな事した?」 
「お姉ちゃんが側にいてくれたら安心」など。 

 それでも、減るところか増えるようなら 
この時はじめて、子供と向き合いましょう。 
 「お兄ちゃん、○○の事、可愛くない?」そして
お兄ちゃんが「うん」と言ったら 
最高のチャンス到来です。 
 「そうだよね。実はね、
お母さんもそうだったんだよ。
妹が可愛くなくてね、
だって妹ばっかり可愛いがられてる、
って思ってね。」とか。てへぺろ

 もし、あなたが兄弟がいなかったら、
 「そうだよね、お母さんのお友達が妹が大嫌いって、言ってた。」とか。 てへぺろ

 そのあとはじっくりと聞いてあげて 
「お母さん、驚いたな、だってお兄ちゃんが○○の事優しくしてくれてる所しか見た事ないから。」

 と言ってあげるのも良いかもしれません。
 意地悪したくなるほどの寂しさが 
子供の中に有る事を理解してあげましょう。 

 そして、
 「お母さん、どうしてこんなにお兄ちゃんの事、好きなんだろう?」と言ってみたり。
子供はお母さんに愛されている、
実感できるはずです。 
 意地悪する子は
そこを非難するのではなく
可愛がってあげると、 
表情から変わってきますよ。 

最後に、
今回はお兄ちゃん、お姉ちゃんと表現しましたが、
名前で呼ぶ事が1番良いそうです。ラブ