お読み頂きありがとうございます。
 今日は「子供のタイプを知る⑪」かたづけない子 
というテーマでお話しします。 
結論 
片付けない子に、捨てると言ってはいけない」です。 

 なぜなら、
○本当に捨てる保護者はほぼいない。
 ○本当に捨てると子供の年齢によっては溝ができてしまう。からです。
 順を追ってお話しします。
 目次 
1.片付けない子の問題点 
2.片付けない子への対応に気をつける事
 3.結論、理由 
4.参考例

 1、 ○かたづけない子の物は壊れやすくなる。 
   ○物がなくなる  
   (これは子供にとっては自業自得なので
    見守る)
   ○保護者がいらいらする。
   ○自分の物は、
   自分で管理る事を教えたい

 2、○「片付けないなら、捨てちゃうよ」と
    言わない
         ○「片付けないなら、もう買ってあげない」と
    言わない

3、結論、理由 
なぜなら、本当に捨てる事ができる親はほとんどいない、からです。

 おもちゃをゴミ袋まで入れる親はたくさんいますが、本当に捨てる親はほぼいません。 

 何故、捨てないか? 
 ○親はそのおもちゃにお金がかかっている事を知っている。 
○捨てる時間帯は感情も収まっている。

 結果
「今度から、ちゃんと片付けなさい」 
という言葉で、捨てられない。
 それでも、毎回、この言葉を使うと 
子供は親の言葉を真摯に受けとめなくなります。 
 では、言ってしまったら、
確実に捨てられたらいいのか? 
 これもケースバイケースではありますが、 
 「いいえ」です。 

 なぜなら、下手をすると捨てた事で
子供との絆にひびが入ってしまう事があるからです。

 人間にとってペナルティーは相手が子供であっても傷つけるだけです。

大人も考えてみてください。

 「○○しなかったから、明日のママ友とのランチは行かせない」と言われたら?

 「そうよ、私が悪かった。」

と思う大人もほぼいないと思います。

 反省より、ペナルティを課せらた怒りの方が大きくなりませんか?

 対処法の参考例として 

 ○「ご飯だから片付けて」と言っても片付けなかったら、保護者が淡々とかたづけましょう。

 とてもハードルが高い対処法ですが、 
 子供が見てる所で片付けましょう。

 そして、疲れた、と感じた時 
 「今日は何だか疲れた」と言葉にしてみましょう。
 子供はママやパパが大好きです。 

 疲れながらも自分のおもちゃを片付けてくれるママやパパを見て、
自分の物なんだから、
自分で片付けなければ、
という気持ちを引き出すのです。
 (中には肩たたきをしてくれるお子さんもいたそうです。)ガーンそっち?

 ですが、この作戦はすぐに効果が出るものではありません。 

親も人間なので、感情を爆発させてもいいと思います。
(私もこれでしたガーン

 イライラしても時には
 「今日、会社で嫌な事あって、いらいらしてる」と伝える事も大切です。

 親も1人の人間だ、という表現して、
 「自分の事を自分でやる」
(自分の物を管理する)
事の大切さを 教えていけたらいいですね。 おねがい