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 今日は子供のタイプを知る⑩
「すぐにきれる子」についてです。

 結論 
「すぐきれる子供にはきれるな」
です。びっくり

 順を追ってお話しします。 

1、すぐにきれる子の定義 

2、すぐにきれる子の問題点 

3、すぐにきれる子への対応で気をつける事 

4、すぐにきれる子への対応の参考例 

5、結論 


 1、少しでも思い通りにいかないと
  大声を出して怒鳴る。 むかっ
  手が出る。でもそのあとはけろっとしている。 おねがい
 (怒るレベルと感情が平らな時が差がありすぎる)

 2、すぐきれる子はお友達ができにくい。ガーン
   きれる事で、周りの子供から警戒される。 えーん
  大人に怒られる場面が増える。 ショボーン
  いいところがあっても評価されづらい。ショボーン

 3、きれる子供にはきれてはいけない。 
  手を上げてはいけない。 
 (怒られてきれなくなる子はいません

 4、どうしてきれたか、必ず聞く 。
(出来れば責める口調ではなく、淡々と聞く。)
  抱きしめる 。
 子供が理由を言ったら
 最初は必ず復唱して理解を示す。 
 「お友達がおもちゃを貸さなかったのかー」 
 「順番を変わってくれなかったのかー」など。キョロキョロ

  子供が理解していなければ謝る事を強制しない。 
     場合によっては保護者が目の前で謝る。 

 5、きれる子供への対応は
  とてもストレスがかかります。 
  なぜならきれる子供を持つ保護者はまわりから
  の目が厳しい事が多いから。 
  
 でも保護者は 
きれる子供一番の
味方になってあげる照れ


 
「味方」はやった事を怒るのではなく、
 やった事の理由をきちんと聞いてあげて 
子供の過ちを一緒に謝ってあげる。(共有する)

 初めは子供に届かなくても根気強く続けることで 
必ず子供に「お母さんは僕の味方」と届きます。

 結論で述べた「きれる子供にきれるな
 とはきれる子供にきれる行為は 
その子の世界を
「きれる」という一色にしてしまう事になるからです。

汚い言葉の飛び交う世界で育った子供は汚い言葉が
普通の言葉として身についてしまいます。

 きれる子供には全く違う空気を作ってあげる、 
怒りではない、理解や擁護、思いやりの空気)

 これがきれる子供への理想の対処法と私は考えます。
今迄、切れる子供の相談を受けてきましたが、
 私は一貫してこのアドバイスをしてきました。 

 その中のお一人のお母さんが 
小さい時は心配したけど今は強さが物足りないと思うほど。」と感想を教えてくれました。

そして
 私の体験からきれる子は
優しい子が多いと思います。照れ
残念なのは 
「きれる」という性格から
その優しさが隠れてしまう事が多く、
その子の良さが理解されづらいです。ガーン

その子の優しさを保護者や
周りの大人がわかってあげることで、
その子は「優しさ」と「人を信じる心」
育った大人になると思うのです。 照れ