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今日は子供もタイプを知る⑨
「負けず嫌いが強すぎる子 」です。

「負け」の中には
「良い負け」と「悪い負け」がある事を
保護者や周りの大人が
お手本を見せてあげる必要があります。

負けず嫌いが強すぎる子は
子供自身が自分の負けず嫌いという感情と
向き合うまで何かしらの不自由さがありストレスが
かかる事があります。

負ける事が嫌いなのか?
人からの評価が気になるのか?

体験の中で克服していく事ができます。
保護者の理解と合理的な対応を
一緒に考えましょう。



  目次 
1、負けず嫌いが強すぎる子の定義 
2、負けず嫌いが強すぎる子の問題点 
3、負けず嫌いが強すぎる子への気をつける事 
4、負けず嫌いが強すぎる子への接し方の参考例 
5、結果、追記 


 1、本来、負けず嫌いの感情は誰にでもある感情です。

 でも、強すぎると、自分が勝てそうもない事に
参加したがらなくなります。 

幼稚園、保育園で、例えば鬼ごっこでも自分が
捕まった時の恐怖から、参加しない、といい出す子供がいます。

つまり遊びでも、
極度の緊張と負けたくない、という気持ちが優先し、参加できない、というレベルの子供は負けず嫌いが強すぎる子、と定義します。 

2、幼稚園、保育園時代はもちろんのこと 
小学校の年代でも、「明日椅子取りゲームがあるから学校へ行きたくない」という子供がいます。

これは、前もってわかる予定なら、休む
という事もできますが、
突然のレクリエーションタイムになる事もあり、 
運動会、音楽発表会など大きい行事でも 
このような子供にとってはとても大きいストレスに
なる場合があります。

3、負けず嫌いが強すぎる子にとって、
じゃんけんで負ける事も泣きだしてしまうほど、
辛い事になる場合があります。 
保護者はこの感情を「ゲームなのに」とか「楽しい遊びなのに」と言ってしまいがちですが、
これは言わない。

なぜなら言われて、楽しめるようになった子は聞いた事がありません。 

まずは担任の先生にこの事を伝えましょう。

 そして、鬼ごっこや遊びでも子供の様子がおかしかったら、「無理にさせなくてもいいです」と
事前にお話ししましょう。

 運動会など大きな行事も保護者の判断で休ませる事もあり、だと私は思っています。 (過激な発言かもしれませんガーン

これはあくまでも子供も嫌がり方のレベルが
あると思います。

 4、負けず嫌いが強すぎると
自分の苦手な事は絶対に手を出さない、
という子がいます。

中学生の年頃になるとこういう子供は事前に練習したり、準備を欠かしません。 
ここで大切なのは


負ける事が嫌なのか、
負ける姿を友達に見られたくないのか、 えーん
中学生になると、この位の
メンタルな話しは
付き合えるようになります。

全てではありませんが、
このような子供は 
友達からどう見られているか、
が気になる子も多い気がします。 キョロキョロ

5.「ただの遊びじゃない」「あなたは負けず嫌いだね」という 
正論は子供を傷つけてしまいます。

「負ける事ではなくて、あなたは恥ずかしいのかもね。お母さんもそうだったから、わかるよ。」

と共有する言葉は有効です。ラブ



子供が小さい時から、
 保護者と二人でトランプをする、じゃんけんをするという遊びを取り入れていくことはお勧めです。 

兄弟がいてもできれば、二人で。

 この時はわざと負けるのではなく
真剣に勝負してください。 (ここ、大事ラブ

そして、保護者が負けた時思いきり楽し気に表現してください。 

負けた~!悔しい!やだ~悔しい!」
笑顔で表現してください。
(ここも大事ラブ

大人の表現を見て育つ事で苦手な事を明るく表現する事を覚えていきます。 



子供が「楽しい負けもあるのだ」と自分の苦手な気持ちと向き合い、少しずつでも
良い負けと
悪い負けが有る事に気づいていけるといいですね。