お読みいただきありがとうございます。
今日は子供の噛む行動について書かせて頂きます。
お友達を噛んでしまう、というお子さんは
少なくありません。
ツイッターでもつぶやかせて頂きましたが
言葉より先に口が出てしまう、
という条件反射のような行動です。
口で言い返せなかったり、
気持ちが爆破した瞬間、噛み行動に出る、
という頭で考えてからの行動ではないです。
子供は感情の生き物ですから、
当然と言ったら当然かも知れません。
昔は公園で我が子が噛んでしまった事に対して
①口を叩く
②お母さんがその子を噛んで、どんなに痛いかを
教える
というお母さんを見かけました。
でも、これはあまり効果的な対策とは言えません。
なぜなら、その子の噛み癖が減っていないから。
では、どのような対処方法があるのでしょうか?
①相手の子にお母さんが謝る。「ごめんね。〇〇が噛んでしまって」
②我が子を少し離れた場所に連れて行き、抱きしめる。
③「何かあった?」と聞く。
③理由が悪い事でも(お友達のおもちゃが欲しかったなど)「そうだったの」と一回は受け止める。
④「お友達、痛かったと思うよ。お口で言えたらいいね。おもちゃ貸してって。お友達、泣いてるよ。
謝った方がいいとお母さんは思うけど、〇〇ちゃんはどう?」
④「謝りたくない」と言ったら、「お母さんは謝った方がいいと思うから、〇〇ちゃんの代わりにもう一度謝ってくる。」と言って子供の見てるところで謝る。
これはあくまで一つの例で、1番正しいという事ではありません。
結論
口を叩いて噛み癖が減るならば、
その対応は正解となります。
けれど、私の体験上減った子は見た事がありません。
噛み癖は成長と共に減ってきます。
言葉でうまく表現できると減ってきて、
最後は全く噛まなくなります。
そして噛んだ子の話を聞く事はとても大事です。
保育園時代の体験ですが、
噛み癖のあった子に理由をちゃんと聞いていたら、
ある時、
「あいつが〇〇ちゃんを泣かせた」
と言うのです。
友達をかばうためだった事がわかり、
「優しいんだね。〇〇ちゃんの事、
助けたかったんだね。
でも、せっかくお友達を助けているのに、
噛んだら、怒られちゃうんだよ。
もったいないよ。
お友達を助けた〇〇君が怒られるのは、
先生、悲しいな」と話しました。
その子の気持ちを聞いてあげる事は
とても大切だと思いました。
対策のところの④はとても大事で
子供が悪い事をした時、
親が目の前で自分の代わりに謝っている姿を見て、
もう、悪い事はやらない、と反省する
と言うケースはとても多いです。
基本は本人を怒るのではなく、
噛んだ結果を子供が
理解する事の方が大事だと言う事です。