お読み頂きありがとうございます。
一昨日、昨日と赤ちゃん返りのお子さんへの対処法で
書かせて頂きました。
今日は、子供の指しゃぶりなどについて
書かせて頂きます。
私のブログで書く内容は
個人の見解も入っていますので、ご了承ください。
保育士の体験からです。
私が働いていた保育園は
0歳から5歳までの乳児園と保育園が
併設された施設でした。
子供の中には指しゃぶりをはじめ様々な癖の行動が
ある子がいました。
指しゃぶり、爪噛み、衣類の端を噛む、
髪の毛を舐める、髪の毛を抜く、唇を舐める、など
その癖は様々です。
児童心理学から見ると、
この行動は、
自分のメンタルを落ちつかせる為や
眠くなった時も出るそうです。
私の保育士の先輩が
「指しゃぶりや癖は無理にとっちゃダメ。
保護者の中には包帯巻いたり、メンソールを
塗ったりして何がなんでも
やめさせようとする保護者もいるけど
無理にやめさせた子が
他の癖に移行する時が
ある。
そうするとその移行した癖は
なかなかとれない、ということがある。」
と教えてくれました。
保育園に
洋服の端を噛む強い癖のある女の子がいました。
酷い時は
洋服を着替えさせるほどでした。
その子は乳児園の時、指しゃぶりがあって、
それをお母さんが無理にやめさせだそうで、
その後、洋服を噛む癖が出て来たそうです。
噛む癖はお母さんも諦めるほどの癖だったと
言います。
そうは言っても、
子供の癖が気になる時、
どうしたらいいのでしょうか?
①言葉で表現しない
「指しゃぶり、やめなさい」
など、言ってはいけない。
②話かける。(話題はなるべく子供が好きな内容)
③膝に抱っこして、別の話をしながら、指しゃぶりの手を握ったり、摩ったりする。(無理矢理とらない。)
結論
お腹の中で指しゃぶりをしているお子さんが
いるほど小さい時の癖は
自分を落ち着かせる行動なので、
基本はそんなに気にする事は無い、
と言われています。
中には小学生になってから、現れる癖もあり、
これは確実に何かのストレスがかかっている証拠だ
とも言われています。
「やめなさい」(癖)という言葉は
子供にとって、
プレッシャーやストレスをかけるだけの言葉になっている事を
理解する事が大事です。
一方的にやめさせようとするのは
効果的ではないと言う事です。