お読み頂きありがとうございます。
今日は、保育士時代の赤ちゃん返りのお子さん対応を
お話しします。
ツイッターで「赤ちゃん返り」が酷いと
読みました。(@mama55425764 子育て奮闘mamaさん)
全ての赤ちゃん返り現象に
当てはまるとは言えませんが
良かったら参考にしてください。
赤ちゃん返りとは、下の子供が生まれて、
上の子供が赤ちゃんにかえる、
という昔から言われている子育ての言葉ですね。
保育園で働いていた時の体験談をお話しします。
0歳から預かっていた保育園なので、
保護者から離れられない子はザラで、
保育園の朝は保育士が
まるで人さらいのような光景は
いつもの事でした。
特に下のお子さんが生まれたおうちのお子さんは
何かしらの変化が出る事はありました。
例えば
①指しゃぶりが増える
②ちょっとした事で泣く、
③お友達とのケンカが増える
④保育園を嫌がる、など。
そういうお子さんは
その子のお気に入りの保育士が
出来る限りそばにおきました。
おんぶ出来る子はおんぶしたりして。
でも、おんぶも他の子をしなくてはいけない場合や、
他の赤ちゃんにミルクをあげる場合は、
工夫をして出来る限り保育士の身体に
密着させました。
足を投げ出して座り、足に乗っける、
赤ちゃんを抱っこしてない側にぴったりくっつける、
などです。
ある2歳の女の子が、伝説級のぐずりをしていた時は、
その子のお気に入りの保育士が
そのような対応(密着作戦)をしていました。
お昼寝の時は保育士も事務仕事があったので、
パンツのゴムをその子の手首に結んで、
保育士の腕に結び
「Tちゃんと先生、繋がってるよ」と言って
その隣で事務仕事をしていました。
(紐作戦は何かと危ないので、
おススメしません。)
Tちゃんは機嫌良く遊べる時も
パンツのゴムのブレスレットをして遊び回る姿は
ちょっと笑えました。
その後普通に保育園に来れるようになりましたが、
3ヶ月くらいかかりました。
密着作戦は密着させるとき
「〇〇ちゃんも抱っこ」と言って
密着させると効果大です。
結論
赤ちゃん返りは
愛情不足ではありません。
兄弟ができて初めて
子供が体験する人間関係の
ハードルではないでしょうか?
赤ちゃんが寝ている時など、
空いた時間で上の子と絡む事で、
上の子は、兄弟がいる現実(ママを独占できない)
を少しずつ受け入れていくのだと思います。
追伸
今は32歳の次男は7歳下の3男が生まれた時
「赤ちゃんなんて生まれなきゃ良かった」とつぶやきました。
私は「そうかもね、寂しい思いさせてごめんね。
あなたが生まれた時、
お兄ちゃんも同じ気持ちだったのかなあ?」
と話した記憶があります。
今、次男は、25歳の弟を父親のように可愛がってくれています。