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私の子供の時は、



放課後、近くの公園に行くと



その場にいる子供達で、



缶蹴りをしたり、



鬼ごっこをしたり、



その場の雰囲気で、



遊んでいた。




ある日、男の子達が



「野球をする人、この指とまれ」


っていうから、


私も指にとまった。



でも、



男の子のひとりが、


「お前は女だから、
(きっと下手だから)
入れてあげない」


と言われた。




そこへ、ある中学生のお兄ちゃんが



「俺も入れて」と。



小学生にとって



中学生のお兄ちゃんは



まるで少年野球チームに



イチローが入るような感じ。



お兄ちゃんは



「どっちのチームでもいいけど
俺とこの子セットな」と、



私を引っ張った。



私の打席の時は、



お兄ちゃんが後ろに立って、
一緒にバットを持って、
打ってくれた。



嬉しかったなー。



でも、そのお兄ちゃん、


何年か後に、


バイク事故で亡くなった、


と聞いた。





少し遠慮しがちに


私を包みこむに後ろに立って、


バットを一緒に握ってくれたお兄ちゃん。


40年以上経っても、


名前も顔も覚えてないけど、



お兄ちゃんの存在はしっかり覚えているよ。


あの時は本当にありがとう。



お兄ちゃんと打ったヒットも


一生忘れない。