内診やエコー検査をしたのち

PCR検査で陽性(本当は偽陽性)で

隔離入院がスタート。


正直、気持ちがまだ追いついていなくて

実はずっと泣いていました。

お母さんらしく強くいたい。

でも安心材料がなくて

先の見えない恐怖に震えていました。

前期破水をしてから

24時間以内陣痛がくるか

またはお腹の中で留まっているか。

1番ナースステーションの近くの病室で

1秒、1分、1時間を刻みながら

過ごしていました。

陣痛が来る前の波のあるちょっとした痛み

無性に眠たくなるなどの状態もなく

ゆっくりと時間が流れ半日は過ぎ

泣き疲れて寝落ちして

気づいたら

ちょうどその日は23週0日目。

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24時間以内の陣痛は来なかったものの

陣痛待ちの隣り合わせ。

前期破水していることもあり

医師から治療方針を聞きました。


できるだけ長く

お腹の中で育ってもらうために

抗生物質などの炎症を抑える点滴を

数時間おきに投与して

3時間に1回エコー、心音チェック。

赤ちゃんを守るために

今できることはこれだけです。

とのこと。


頭の中では分かっているんだけど

羊水も生成されては外に出る状態で

本当に生きた心地がなくて

分娩用のナプキンを手に取り

トイレやお風呂以外は寝て過ごしていました。

なるべく水分は多めに取ったほうがいいと言われ

こまめに取っていたり、

寝返りを打つと

じんわり羊水が漏れているのが分かったので

抱き枕を借りて

なるべく動かないように工夫をしていました。


それでも羊水や鮮血が

頻繁に出ていたので

再度精密検査をして

赤ちゃんに異常がないか

度々医師が来てチェックしていました。



赤ちゃんは元気だよ、大丈夫だよ。

 
と言われても本当に大丈夫なのか心配で

普段誰しもが絶対見せたくない

使用済みのナプキンを

ちょっとした変化を共通認識してもらうため

トイレに行ってナプキンを取り替えるたびに

毎回ナースコールをして

看護師さんに見せていました。

何g単位で羊水がでているのか

鮮血の量や血を見て

お産がどこまで進んでいるのか。

ただ今は見えないお腹の中で

炎症が起きないようにするための

予防策をしているだけ。


こんなこと(毎回ナプキンをチェック)
をしてご迷惑じゃないですか?

って尋ねると

ママは今は何も考えなくて大丈夫ですよ。

赤ちゃんのためにできることを
一緒にしましょう。

辛い時は沢山泣いてください。

いつでも話は聞きます。

少しでも赤ちゃんに

ママの思いを伝えていきましょう。

としゃがんで目線を合わせて

背中をさすってくれたことで

緊張がほぐれたのかさらに泣いていました。


この時、どんな時も

いつも1人で頑張ってたな。

もう疲れちゃったよ。

と頭の中の声が聞こえ、


1人で塞ぎ込むよりも

誰かの力を借りて

どん底の心に手を差し伸べて

前向きに生きていく、戦っていくために

Instagramのストーリーズで

思い切って日々の記録として投稿を始めました。


なかなか繊細な内容ではあるものの

多くの方から

本当に心が救われるメッセージを読んでは

画面が見えなくなるまで

声を出してわんわん泣いていました。


本当にありがたいなって。

見えない力だけど

言葉から救われる何かがあり

みんなに守られているなって。

と実感して、黄昏て、少し元気になっては

ぽっかりしたお腹をさすって

生きててくれてありがとう。

絶対大丈夫だよ、大好きだよ

ずっと一緒にいようね。

って無音の病室で寝ながら唱えていました。

続く