今日は仕事だった。
職場に、とかく私を言葉で攻めてくる身体障害者がいる。
私が、彼は若いのに体が不自由で可哀想、と同情の感情を抱いたり、
口でいくら言っても、歩くのが不自由なことにストレスを感じているんだろう、
とあまりに放置したからだろうか。
彼は、自分よりイけてないやつを選んで、言葉で責める。
この同情してしまう自分の感情は性格であって、治すものではない。
治らない。
それがおそらく、森田療法の考え方だ。
では、どうしたらいいだろうか。
私だって、黙っていても傷つく。
改まって「私も傷つくからそういうのは止めてくれませんか?」というのが、
昔の診察の内容だ。
それで以前やったこともある。
しかし、実際それで人間関係までは改善しなかった。
むしろ、その言い方が気に食わないと、針の筵の上にいる孤立状態になった。
私は、同情してしまうお人好しの性格だ。
でもあえて、毅然とそういう輩には、言葉を発する時に発してきたし、
今もそうだし、これからもそうしていこうと考えている。
それもまた、森田療法で教わったことのように思える。